断腸亭料理日記2004

※閉店しています。

牛込中町・ピッツェリア

ラ・ヴォルパイア

10月18日(月)昼食
オフィスの近所。
牛込界隈、ビストロ、レストランランチ巡りシリーズ。

まだまだ、ある。

せっかく、恵まれた(?)場所に勤めているのであるから、
すべてを廻らねばならない、という、変な意地が出てきている
今日この頃。

まあ、このシリーズネタに困らなくてよい、とは思うものの、よくまあ、
これだけ店があるものであると、今更ながら、関心している。

行った順に、「ブラッセリー・グー」、「ラ・ビチュード」、
「ブッフ・ア・ラ・モード」、「リストランテ・ラストリカート」
(都合二回訪問したが、ここは、書かないつもり。
個人的には、お勧めでないため。)、そして、前回の、「カルミネ」

今日は、カルミネグループのピッツェリア(ピザ屋)、
「ラ・ヴォルパイア」である。

ここも、昼、夜、共に、何回か来ていた。
「カルミネ」の牛込中央通りをはさんで、ちょうど正面。

もともとは、この通り、普通の商店街であった。
八百屋があったり、魚屋があったり、ラーメン屋があったり、、。
そして、この店も、以前は、なにかの店舗、
もしくは、普通の住宅であったのだと思う。
その建物を、そのまま使っている。

このため、店内の柱は、古い日本家屋のもので、古びた木の柱。
妙な位置に建っており、けっこう、邪魔である。

また、この店、一応、ちゃんとしたイタリアンの
レストラン「カルミネ」本店のカジュアルなピザ屋、
というコンセプトで開店した。

このため、レジで、注文し、前払い、料理ができれば
テーブルまで運んでくれる、という、セミ・セルフサービス。
追加があれば、また、立って、レジまで注文に行かなくてはならない。

さて、ランチ。
¥1500で、前菜2種から1品、パスタ、ピザから1品。
デザート、飲み物、パンがつく。

パン2種。
一つは、フォカッチャ、であると、思われる。
オリーブオイルが入り、塩味がする、厚さ3cmほどのイタリアのパン。
焼きたてであろうか、温かく、うまい。

前菜はサラダ。
サニーレタス、千切りのにんじん、レッドキャベツ、
レッドオニオン、コーン、さいころ型のポテト、マッシュルームなど。
マッシュルームは、アンチョビとのオリーブオイル漬け、であろうか。
アンチョビの味、風味がアクセントになっていて、うまい。
また、量もある。

ピザ。
トマト、モッツァレラ、マッシュルーム、ハムのものを頼む。

ランチでも、ここの通常サイズのものが出てくる。
直径30cm程度。

一人でこれは、食べでがある。

中央部分の生地は非常に薄く、周辺部分が土手のように
盛り上げられ、固くなっている、タイプ。

喜んで、パンも食べてしまったため、
一人で食べ切れるであろうか、との、思いもよぎる。

オリーブオイルに唐辛子を漬けたものがあり、これを掛ける。
(タバスコの代わりである。)

この前の、カルミネのラザニアもそうであったが
モッツァレラはさっぱりしており、土手以外は薄いので、
食べやすく、うまい。

デザートはかぼちゃのプリン。
これも、うまかった。

エスプレッソ。

これで、¥1500は、一般的には、高くはないと思われる。

しかし、前回のカルミネ本店の、
¥1000のワンプレートランチと、比べて
どっちがお得なのか、よく、わからなくなってきた。

しかし、本店に対して、セミ・セルフサービス、というコンセプトが
引っくり返っていることは確かである。
こちらも、¥1000セットを作ってはどうだろうか?!。

ぐるなび

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