1:00。小腹がすき、そばを食おう。
卵もあるし、月見にしよう。
酔い覚めには月見そばである。
二日酔いにも、朝、駅そばの月見はよく食べる。
なぜであろうか。卵は胃によいのか、腹にやさしい。
最近、月見そばのことを玉子そばとしてあるところがある。
東京では昔から月見であろう。
私は品書きに「玉子」と書いてあっても「月見」と言うことにしている。
ちなみに名古屋は玉子である。
とにかくまず、鍋に湯をわかす。
こんなときである、つゆは出来合いのもの。
各社出ているが、桃屋のつゆが好み。
だしの香りも、甘さ、辛さ、濃さともに良い。
他社のものはどうも甘すぎる。
ねぎを煮込み用に大きく切ったものと
薬味用に切ったものを用意。
そば用のどんぶりに桃屋のつゆを入れ
取ってあった削り節の出汁でうめる。
濃い方が好みだが温まると味はより強く感じるため
もう少し濃くしようかな、というところでやめる。
煮込み用のねぎを入れレンジへ(5〜6分)。
そばを茹でる。
そばは買い置きの乾麺。
様子を見ながら。
揚げて水に晒し、洗う。水を換え、数回繰り返す。
お湯を通し温める。
(これは蛇口から出るお湯。そこそこ熱い。)
熱くなったつゆの入ったどんぶりをレンジから出し
そばを入れる。薬味用のねぎを散らし、卵を割り入れる。
完成。
七味をふりかけ、食う。
なんのことはない、月見そばである。
茹で加減もいい。つゆもぬるくもなく、よい。
月見でぬるいのは卵が半熟状にならずだめ。
(他のものでもぬるいのはいただけないが。
江戸っ子は味噌汁とつゆと風呂は熱くなくてはならない。)