断腸亭料理日記

月見そば

2月14日(日)夜食
酔っ払って寝てしまい、PM10:30、再び、起きる。

1:00。小腹がすき、そばを食おう。
卵もあるし、月見にしよう。
酔い覚めには月見そばである。

二日酔いにも、朝、駅そばの月見はよく食べる。
なぜであろうか。卵は胃によいのか、腹にやさしい。

最近、月見そばのことを玉子そばとしてあるところがある。
東京では昔から月見であろう。
私は品書きに「玉子」と書いてあっても「月見」と言うことにしている。
ちなみに名古屋は玉子である。

とにかくまず、鍋に湯をわかす。

こんなときである、つゆは出来合いのもの。
各社出ているが、桃屋のつゆが好み。
だしの香りも、甘さ、辛さ、濃さともに良い。
他社のものはどうも甘すぎる。

ねぎを煮込み用に大きく切ったものと
薬味用に切ったものを用意。

そば用のどんぶりに桃屋のつゆを入れ
取ってあった削り節の出汁でうめる。
濃い方が好みだが温まると味はより強く感じるため
もう少し濃くしようかな、というところでやめる。
煮込み用のねぎを入れレンジへ(5〜6分)。

そばを茹でる。
そばは買い置きの乾麺。
様子を見ながら。

揚げて水に晒し、洗う。水を換え、数回繰り返す。
お湯を通し温める。
(これは蛇口から出るお湯。そこそこ熱い。)

熱くなったつゆの入ったどんぶりをレンジから出し
そばを入れる。薬味用のねぎを散らし、卵を割り入れる。

完成。

七味をふりかけ、食う

なんのことはない、月見そばである。
茹で加減もいい。つゆもぬるくもなく、よい。
月見でぬるいのは卵が半熟状にならずだめ。

(他のものでもぬるいのはいただけないが。
江戸っ子は味噌汁とつゆと風呂は熱くなくてはならない。)


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