この週末は、餃子から発展。小龍包に挑戦、と決めている。
しかし、どうも、一日でできそうにないので、
下拵えも兼ねて、今日は、先日作った、
ラフティー(沖縄風、豚角煮。)を作る。
小龍包は、あの、肉汁、スープがポイントである。
調べると、豚の皮をスープで煮込み、入れる、ようである。
豚皮など、とても、手に入らない。
そこで、一計を案じる。
「豚足」である。
ようは、豚皮のゼラチン質が必要なのであろう。
ゼラチン質といえば、豚足に多量にあり、手にも入りやすい。
豚のスープを取るために、ラフティーの下茹での汁を使おう。
豚足と、豚バラ固まりを買い出し。
ついでに、安かったので、ニガウリ。
作る。
豚バラを茹でる。
40分ほど。
茹で汁を半分ほど分け、豚バラは焼酎を同量入れ、さらに、煮込む。(2時間)
豚足は皮、骨、軟骨に解体。茹で汁で煮込む。
二つの鍋を同時に煮込む。
豚足は皮が1時間ほどで柔らかくなったので、止めておく。
点心のタネ作り。
豚バラスライスを、微塵切りから、叩く。
生姜絞り汁、しょうゆ(小龍包は、上海。塩でなく、しょうゆのようである。)
みりん、酒、全卵。
柔らかくなった、豚足の皮を微塵切りして入れる。
今日買った、ニガウリは、このタネを使い、点心に、しよう。
ニガウリというものは、最近、どこでも、出回っているが、初めてである。
以前にぼんやり見ていた、NHK教育の中国語会話で、庶民の(中華)料理、のような
コーナーをやっており、これで取り上げていたもの、である。
ニガウリを5mm程度の厚みに切り、これに、点心の種をのせ、
(クラッカーのオードブルのような形である。)
フライパンでフタをし、蒸し焼きにする。
小龍包の種から分け、冷凍庫にストックしてある海老を入れ、合せる。
タネさえあれば、簡単である。
ラフティーはしょうゆ、砂糖で味付け、1時間。
さらに、仕上げにしょうゆ、鰹削り節で30分。
小龍包のタネは、さらに、多量のスープを加え、冷凍庫へ。
(シャーベット状にして、皮に包む。)
食べる。
昼から作り始め、18:00である。
ニガウリの点心。
しょうゆをかけて食べる。
ニガウリ、なにか不思議な味である。
確かに、苦い。これが、癖になる味なのだろうか?
まずくはないが、あまりピンとこない。
ラフティーは例によって、脂っこさがなく、非常に、うまい。
琉球&中華。いずれにしても、豚の日であった。
明日もご期待!
※平均点 2.645 合計 31人