断腸亭料理日記

天茶

8月12日(木)
なにもない一日。

午後、買い物に出る。
立石仲見世でレバカツとメンチカツを購入。
魚次でメゴチ、小柱、小海老これはかき揚げ(久しぶりであるが)。
今日は、先日、「チューボーですよ」でやっていた天茶に挑戦してみよう。

帰って、まず、レバカツとメンチカツでビール。
メンチカツとは、どうしてこんなに、うまい、のであろうか。

20時頃よりメゴチを揚げ始める。
この辺りは、まあまあ。

飯を炊く。

材料は粉も含めて、すべて、冷蔵庫で冷やしておく。

油に火を入れる。
小海老、小柱に卵黄を絡める。
冷水に粉を入れ、さっくり混ぜる。
いつもより、若干ゆるめに。

油温を見る。
150℃程度へ。
こんなものか。

おたまで、まず、1個分、、
投入。

散るのを見て、慌ててはいけない。
落ち着きが肝心。
プロのものを見ても、散っていた。

もう一つ、奥の手を得た。
どうしても、中心部の小麦粉が生、になりやすい。
投入後、箸で厚い部分に、穴をあけておく。

油温が上がり過ぎぬように注意し、比較的、じっくり揚げる。
この間、常に、様子を見ながら、何度もひっくり返す。

上げる前に、再度、強火にし、カラッとさせる。
(効果はあったのだろうか?)

丼に飯、かき揚げを置き、昆布茶、濃い目に入れたお茶、わさび。
(ここは、妻が用意。)

食す。
わさび、昆布茶、どちらも多めに入れた方が、うまい

かき揚げは、まあまあの、でき。

しかし、この天茶。
用は、天ぷらの茶漬けである。
最初はカリ、次第に、ふやけていく。

うまいが、結局、わさび、昆布茶の味である。
天丼があって、はじめて、天茶。
天茶とは、どうも、酔狂な食い物ではなかろうか。

しかし、かき揚げは上達した。

残りのタネで、3個分揚げておく。

※平均点 2.656 合計32人

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