断腸亭料理日記

ラムチョップのカレー

6月12日(土)
引続き東京。
木曜から帰宅していると、身体は楽である。
土日のみの帰京、帰宅では疲れに帰ってきているようである。

NHK「男の食彩」のテキストを見ていると、
「檀太郎氏」のスパイスのページ。
(氏は、自分で唐辛子から栽培するなど、スパイスのオーソリティーである。)

ラムチョップを使ったカレー。

このところ、暑い日が続いている。
スパイスから作る、かっらーい、カレーもいいかな。

足りないスパイスと、ラムチョップ、オクラ、青唐辛子などを買いに出る。

例によって、落語の稽古かたがた、下駄履き、
暑いので、黒い帯の付いた、昔風の麦わら帽子をかぶり、錦糸町までバスで。

(このところ、作っていなかったが、
筆者は、学生時代より、スパイスから作る、インド風のカレーも得意としていた。)

たまねぎ、にんにく、しょうがをそれぞれみじん切りし、バターで
きつね色まで、とろ火でじっくり炒める。
(この際、あらかじめ、レンジ加熱し、下拵えをしておくと、若干の短縮になる。)

ここに、小匙1杯ほどの水を足し、スパイス各種を入れ、炒める。
ラムチョップもここで、炒めておく。

鍋に移し、ひたひた、まで(と、書いてあった)水を入れる。

??、これから野菜を入れて煮込む訳だが、
ひたひたでは少ない、と考え水を足す。

レッドオニオン、オクラを投入。

(通常筆者が作るレシピでは、
ここで、トマト水煮、ヨーグルトを入れるが、今日はなし。
檀太郎氏のレシピ通りに。)

灰汁をとりながら、煮込む。

ガラムマサラ、塩、胡椒を入れ、味見。

30分。

青唐辛子(檀太郎流では、まるごと)、ターメリックはここで。
しばらく煮込み、仕上げに、コリアンダー(生)をドサッと。

完成。

食す。

飯はインディカ米がよかったのだが、手に入らなかったので普通の米。

例の、コリアンダー(中国では香菜<チャンツァイ>)の香りが強烈。
生の青唐辛子も、辛い

とにかく、辛みと、香りのカレーである。
(これが檀太郎流、であろうか?)
さほど、離れてはいない、と思う、、が。

妻が、こしゃくにも、「旨味がない」と。

「ひたひた」というのに、水を入れ過ぎたか?
、、確かに。

しかし、このレシピでは、トマトなど入らないため、
旨味としては、最初のたまねぎ、のみ、といってもいい。

リカバリーとして、後で、コンソメを一片入れてみよう。

P.S.翌日になると、コリアンダーの色が移り、濃黄緑色の
カレーに変わり、コンソメも足し、うまくなった。
 

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