断腸亭料理日記

かしわ南蛮そば

1月6日(木)
年始、二日目。
8:00、会社を出る。

昨日より、妻は、久しぶりに北海道の実家へ
9日までの予定で、帰っている。
仕事は、11日からのようである。

帰宅途中、乗り換えの、浅草橋で途中下車。
ラーメンでも?と思い、路地をまわると、
まだ、すこし、早いせいか、そば屋が店を開けていた。

つまみも、そこそこにある、そば屋のようである。
客は、3人組のサラリーマンのみ。
あまり、うるさいよりは、いい。

酒と、天ぷらのセット(\1100)。

酒は、1合のガラス瓶入りの菊正宗が、栓をしたまま、燗をつけ、出てくる。

天ぷらは、えび、めごち、きす、野菜4品程度。
味は、ともかく、1人前としては、量はある。

そば、を食べようかと思ったが、もう、火を落とすという。
せかされて、食べるのも、落ち着かない。
帰宅して食べることにする。

帰宅。
雑煮用の鶏が余っている。
一昨日の、断腸亭 永井荷風先生御用達の淺草・尾張屋の一件と続いてしまうが、
かしわ南蛮に、しよう。

今日は、取り置きの鰹出汁があったので、これを温め、
別に、そばを茹でる湯、茹で上がって、水に晒したそばを温める、湯の二つを用意。

温めた出汁には、桃屋のつゆ、若干しょうゆを足す。
桃屋のつゆも、温める場合は、若干甘く感じる。

そこに、鶏肉、たんざくに切ったねぎ、を入れ、さっと、煮る。

そばを茹で、これも、正月の残りの、蒲鉾と、三つ葉、ねぎをちらし、完成。

雑煮用の鶏は、築地で買ったものだが、
なかなかに、地鶏のよいもので、うまい。

まとまりが、あるような、ないような、、、。

しかし、そば屋も、もう少し、遅くまで、やっているとありがたい。

※平均点  2.438      合計 32人

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