断腸亭料理日記

関あじ 魚屋 小石川「鯛助」


3月11日(土)
10:30起床。
家で、洗濯をしながら、仕事。
妻は、風邪を引いて寝ている。

夕方から、会社へ行って、若干の作業。

車での帰り道、小石川一丁目、こんにゃく閻魔前、
筆者のもう一つの行きつけの魚屋がある。
「鯛助」である。

いつもは、ご近所、立石の「魚次」。
先週の「あんこう」を安く買った、小岩の駅ビル「魚力」。

それから、会社への通り道にある、ここ、「鯛助」である。

ここも、安くて、いい、魚があることで、ご近所でも、評判である。

今日は、関あじ。
なんと、一本、\450。

関あじ、といえば、安くても、\7〜800。
まごまごすると、\1,000以上はする。

破格である。

そろそろ、時期も終わりか、牡蠣。
それから、甘鯛西京味噌漬け(3匹)。

全部で、\1,200ほどだが、
こんな魚屋だと、買ったときの、充実感が違う。

デパートなどの鮮魚売り場で買えば、確かに、ものはいいのだろうが、
値段が違う。

帰宅。

関あじを、おろす。
立派である。

身の張り方が違う。
皮を引くのも、気持ちがいい。

牡蠣は、妻も風邪を引いていることでもあり、
赤味噌の濃い出汁で、鍋にしよう。

出汁用の削り節で、濃く出汁を取る。
赤(八丁)味噌に、白(西京)味噌を足し、酒、みりん
一味唐辛子を利かせる。

野菜は春菊のみ。
(セリでもよかったが、先週の、あんこう鍋にも使ったので、きょうは、春菊。)
このところ、鍋は、中に入れる、品数は少ない方が、よい、
と、思うようになった。

二人のため、余らせる、ということもあるが、
食べるときに、なにか、その素材に、集中できる、ような、気がする。

食べる

関あじ、おろししょうがに、ねぎみじん切りも用意した。
しかし、さすがに関あじである。
あじ独特の生臭さは、ほとんどない。
しょうがを、少し添えるだけで、充分である。
身もプリプリとし、うまい

さて、牡蠣鍋。
牡蠣には、赤味噌が、合う。
なぜであろうか?

また、唐辛子もよかった。
身体が、温まる。

今週も、充実の週末である。

※平均点  2.700      合計 30人

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