断腸亭料理日記

銀座 お多幸本店

8月25日(火)
落語稽古(らく塾)のため、明日、休暇を取り、
夜、のぞみで名古屋より帰京。

妻と待ち合わせ、有楽町「慶楽」へ向かうが10:00までで入れず。

さて、困った。どうするか。

中華にこだわるか、店でこだわるか。
中華にこだわり、近くで次善の店を捜すのは
“はまる”ことが多い。

店にこだわった方が、ベターである。

近くで、ソニービル裏。 おでん・お多幸がある。
冬にはよく、通った店ではある。
真夏のおでん、とは、我慢大会のよう。
妻の若干の抵抗にあったが、時間もあり、
他に選択肢も少ない、決める。

ここのおでんは、純東京風。
しょうゆの真っ黒のつゆで、煮しめてある。

冬場は列をなす店だが、さすがに、すいている。

それにしても、暑い。
冷房は入っているのだろうか?
まあ、おでん屋である。暑いのは承知で入ってはいる。
本当の、我慢大会になってしまった。

冷たいビールを飲み、とりあえず、落着く。
1回目の注文は「すじ、ちくわぶ、つみれ」
この3品目は、東京のおでん。
すじ、といっても、もちろん牛筋ではなく、練り物のすじである。
ちくわぶも、あまり、他地域にはない。
最初は、この3品に、決めている。

2回目は「たまご、がんもどき」冬なら、これに大根だが、今日はよす。

このあと、茶飯を食って、早々に帰る。

真夏のおでんも、乙(おつ)である。
(強情灸)

※平均点 2.720 合計25人

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