断腸亭料理日記

さば押し寿司

9月12日(日)
グラタンと同じ日である。

鯖である。これも、鬼門。

グラタンといい、
どうして今日は鬼門メニューばかり選んでしまったのだろうか。

しめ鯖は昨年暮れ、あたった
(正確には、あたった、かどうかは、わかないのだが、
手製のしめ鯖を食べたのをきっかけにして、下痢・発熱から
風邪をひき、1週間寝込むはめになってしまった。)

しかし、今日は、酢鯖用(「すさば」名古屋ではこういう。いかにもすっぱそうである。)とも書いてあったし、
なによりも、安い。

押し寿司に。

(グラタンと平行作業である。)
鯖半身、塩をし、1時間ほど。

洗って、ペーパータオルで水気を取り、甘酢に漬ける。

飯を炊き、酢飯を作る。
この時点で、PM9:00。

グラタンは食べ終わった。

酢飯もむずかしい。
ボールを使って、酢を混ぜ込むが、どうしても、水分が飛びきらない。
炊き上がり後の、飯の蒸らしが不十分なのもあろう。
いつも、気がせいて、早く始めてしまう。
今度、きちんとした飯台を買ってもいい。

まあ、そこそこの、酢飯ができた。

鯖を酢から上げ、皮を剥き、
ラップを敷いた「押し寿司の型」の底へ敷き、
酢飯を詰めていく。

重しをして、2時間ほど。
ラップをしているので、やはり、水分がこもってしまう。
ラップをとって、そのまま冷蔵庫へ入れ、冷やしながら水分を飛ばす。
30分。

ドラマ「ER」(NHK)を見ながらビールとともに、食べる。

鯖の塩から、それぞれの工程を、比較的、時間をかけたので、
きちんと漬かり、飯とも馴れ、そこそこに、うまい

やはり、素人の作る、しめ鯖はきちんと〆るのが、いい。
「寿司屋のように、半生がいい」、などと考えるのは
去年の例もあり、やはり、いけなかった。
なにより、生臭い。

本当に、いき、のいいものだけだろう。

※平均点  2.618      合計 34人

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