断腸亭料理日記

豆ちくわ

1月14日(木)

今日は新幹線のつまみの話。

名古屋から新幹線で帰京時、
たいていは仕事を終えて、夜。
缶ビールを買って予約のしてあるのぞみに飛び乗る。
この缶ビールは500ml。

そこで問題はつまみである。
駅弁は買わない。
(つまみではないし、もちろん高いから。
 名古屋駅の駅弁の話はまた別の機会に。)

さきいかなど乾き物もだめ。

まして、高くて少量の車内販売で売られる
つまみ(箱入りの柿の種で¥350程度であったか)
はもっての他。
(まったくのところ酒飲みの足元をみている!)

そこで名古屋駅のキオスクで購入できる
もっともまっとうなつまみ
豊橋名物ヤマサの豆ちくわ¥300。

長さ3cm程度の一口大の小さい焼ちくわ。

ちくわと言っても
東京でおでんに入れるちくわではない。
味は蒲鉾である。白いきれいなちくわである。

キオスクでも同じ様な値段で真空パックに入って
中にチーズなんぞの入ってる野暮なちくわ(蒲鉾)
も売っているのも見るが、
このヤマサの豆ちくわは生物(なまもの)のちくわである。
これが10粒ほど入っている。
楊枝でつまんで食べるわけである。

私は車中でのつまみ以外にも家へのみやげにしたり
家で自分で食べるために買ったりするほどである。
(わさび漬けと、蒲鉾はオーソドックスだが黄金のつまみ。)

ヤマサの豆ちくわは今時、正しい車中のつまみである。

東京からのつまみは次回。
 
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