しかし、冷蔵庫には昨日、安いから、といって買った、
小鯵が手付かずである。
これをほうっておいては、いけない。
マリネ、南蛮漬けもいいが、この間作った。
どうする?
いなりずし、に使った酢飯が残っている。
押し寿司を作ろう。
昨日のものだが、よく〆れば大丈夫であろう。
う、、、。少し、生臭い。
昨日のうちに、せめて、おろして、塩くらいしておけばよかった。
よく洗う。
10cm程度のほんとに小さな鯵6,7匹である。
三枚におろす。
たたき、や刺身で食うわけではないので、きれいではなくてもいいか。
細かい作業だが、さくさくと行う。
皮を引き、身だけを、もう一度よく洗い、ペーパータオルで水気をよく切る。
両面、塩をする。
ここで、車で小柱を買いに出る。
(名古屋である、そこらのスーパーでは心配。
百貨店まで。)
1時間。帰宅。
ちょっと「鯵の開き」のような色と香りになっている。
よし、この程度でいいか。
塩を洗い流し、再び、水気をよく拭き取る。
甘酢に浸ける。(砂糖は少な目)
見る見る、白くなってくる。
これならば、さほど時間をかけなくてもいいか。
押し寿司の型。
拙亭にはこんなものもある。
に、ラップを敷き、
(本当であれば、よく水になじませて、飯は直に入れるのだろうが、
これはむずかしい。ベトベトにくっついてしまう。
このため、筆者は、ラップの手助けを借りる。
しかし、この場合水分が内にこもるので注意が必要。)
型の底に、酢からあげた小鯵をきれいに並べる。
酢飯を、指の腹で、押し込んでいく。
う、さすがに、酢飯が足らなくなった。
白飯自体は残っていたので、レンジで再加熱し、
再び酢飯を作る。
当然だが、飯が熱くないと、酢の水分は飛ばない
これは、加減がむずかしい。
加熱しすぎると、飯がベトベトになり、
せっかく固めに炊いた飯がだいなしである。
うん。うまくできた。
よく、冷まし、再び、詰める。
ぐっと押さえつけ、完成。
さて、型から出し、ラップを外し、濡らした包丁で一切れ切って味見。
しょうゆをつけ、、、
うん。
まずまず。
まだ、なれていないが、けっこうよくできた。
再び、ラップに包み、型に戻し、重しをする。
さて、次は、「小柱と三つ葉のかき揚げ」である。
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