断腸亭料理日記2025

断腸亭イタリアへ行く その20 ミラノ3

4748号

引き続き、ミラノ。

ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア/
Galleria Vittorio Emanuele IIであった。

 

できたのは、1877年、日本だと明治10年。
中世のものがごろごろある街で、いかにも歴史がありそうだが、
意外に新しいと思えてしまう。まあ、中世に、この高さのガラスの
天井は技術的に造れないか。ここはミラノ市の持ち物だそう。
店舗は皆、テナントということになろう。
だが、入っているところがまた、すごい。
中央の十字路の対角に分かれてプラダが2軒。男物と女物のよう。
グッチ、ビトン、アルマーニ、ベルサーチ、、、もうやめよう。
東京なら銀座であろうが?、比べるのも違うか。
まさに、ここが本場のホンモノ。

しっかし、こんなにブランドものの店があって、むろん、メンズも
ある。街も美しい、なにか私も買って帰ろうか、と、ふらふらと
思ってしまった。ミラノハイ?(入らなかったし、買わなかったが。)
ブランド好きにはたまらなかろう。

さて、こんなところで、部屋に戻る。

このガレリア、スカラ座からも、目と鼻の先、歩いてすぐの部屋は
便利でよかった。

夜飯。この界隈は、パレルモ、フィレンツェにもあった、屋台、
ファストフードに近いものは、ほぼ見当たらない。
やはり、街として、高級なのであろう。

そこで、それでもちょい、大衆そうな店が、部屋に近い
ところにあったので、入ってみた。

ここは、日本だったら、大皿料理の店といった感じで
出来ているおかずが並んでいたり。

ビールをもらって。
せっかくなので、コトレット・アラ・ミラネーゼ/cotoletta alla
milanese、そう、ミラノ風カツレツ。

付け合わせはじゃがいも。
ミラノ風カツレツをミラノで食べる。
ほう、やっぱりこんなに薄くするんだ。自分でも作ったこと
があるが、ここまで薄くするのかと驚き。
なにもつけず、レモンだけ。こういうものなのであろう。
流石に、うまい。

内儀(かみ)さんがスープ。

イタリアでサンドイッチでも、ハム、ソーセージ類がうまいし、
ソースもうまいし、スパゲティーなどパスタももちろんうまい。
ほぼ私は困らないのだが、唯一、欲するのが汁物。
日本人はやっぱり、味噌汁もあろうし、ラーメン、そば、等々、
汁物が欠かせない。どうしても食べたくなる。

このスープは、できるもの、できているものを出してくれたようだが、
グリンピースであったか、なにか豆のポタージュのようなもの。

それから、もう一つ、並んでいたおかず。

鶏肉、青みはルッコラ。それにチーズ、モッツァレラ?ドライトマト。
炒めた?和えた?ものであろうか。
こういうものも、うまい。

で、ここは、スイーツも置いてあり、内儀さんがこれを持ち帰りにした。

例のカンノーリに似ているのだが、カンノチーニ/cannoncini。
皮の部分がパイ生地で中は同じよう。
これもシチリアのお菓子だそう。なるほど。

で、内儀さんが、妙に高かったと、この店のレシートを見直して
気が付いた。うゎ、どうも、やられた。

一番高かった、カツレツをダブルで、カウントされていた。

これは確信犯であろう。気付けば、ゴメンゴメン、なのであろう。
その場で気が付かなければ、だめか。
わかりやすく誤魔化された。こういう店もある。
会計をしたときに、ちゃんとチェック、せねば。

この店、店名は書かないが、google mapの、店の評価を
見てみると、なんと、1.6であった。低っ。見ていなかったのだが。
あからさまなクレームコメントも複数上がっている。
近隣の評価を見てみると、皆、低くとも3.0以上はある。
観光客相手に常習的にこんなことをしているのか。
この界隈、基本、ランクの高い場所。だが、あるのだ、
こういうところ。まずくはなかったのが、余計悲しい。
気を付けよう。愛想だけはいいんだよ。


2月22日(土)

翌朝。
今日は、あまりにも有名なダ・ヴィンチの「最後の晩餐」を見に
行く予定。ミラノへきて、これを見ないのはやはり、あり得
なかろう。もちろん、私は曲がりなりにもカトリック信者。

朝飯は、目の前なので、昨日の店でよいかと思っていた。
だが、もちろん、誰が行くか!。

で、外へ出て、ちょいと探すことにした。

スカラ座の方はなん度か歩いているので、反対側へ行ってみよう。
なにかあるだろう。右に曲がって、けっこう歩くが、ない。
開けていないブランドショップばかりで、飲食店はない。
サンドイッチだったり、ファストフード、屋台ももちろんない。
今日が土曜であいていない?。
イタリアにきてから、フィレンツェもパレルモもずっと晴れていたが、
雨もパラパラ降り始め、寒い。
ぐるっとまわって、やっと見つけた店。
[La Locanda del Gatto Rosso Caffe & Bistrot]
ちょっと老舗風のよさそうなカフェ。
locandaが宿、gatto rossoで赤猫。赤猫の宿?。

甘い系のパンとカプチーノを買って戻る。

チョコのマフィン。

これ、すごい。
なに、といって、チョコがトロトロ。生チョコか?、
ヨーロッパらしい高品質のうまいチョコ。

りんごのタルト。

英米のアップルパイではなく、タルトなので
サクサクの水分の少ないタイプ。イタリアに適応したのか
私は甘いものの朝飯でも、なんら問題なし。

クロワッサンの砂糖掛け。

これは内儀さん。
イタリアのクロワッサンは皆、甘い系。

ダ・ヴィンチの最後の晩餐は予約制。
ただ、見学の予約は一杯で、ガイド付きのものを
内儀さんが取っていた。

場所は、ここからはちょっと西に離れたサンタ・マリア・
デッレ・グラツィエ教会/Chiesa di Santa Maria delle Grazie。

 

つづく

 

 

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