断腸亭料理日記2024

立ち喰い鮨・浅草まぐろ人・雷門出張所

4615号

8月2日(金)第一食

さて。

鮨。

毎度お馴染み、雷門の[浅草まぐろ人]立ち喰い

今日も暑いが、最高気温33.9℃(14時39分)。
昨日とほぼ同じ。
猛暑日ではないだけまだましだが、暑いことには
間違いない。

今日はどうであろうか。
入れるか。

13時半すぎ。

この雷門前、やはりこの暑さ、観光客もピークの
半分くらい、か。

外からのぞく、、ん!?
入れそう?。

入ってみると、OK。

けっこうあいていた。

飲み物は、ビール。ここはジョッキ。
スーパードライ。

いかと白身から。

いかは、ここ、いつもするめいかもあるのだが、
やはりすみいか。
この時期だが、意外に柔らか。あまい。

真ん中が鯛。
右が真子鰈。夏の味覚。

白身はつづく、

右はこち。まごち。
白身らしく淡泊だが、微かなあまさ。

ちなみにめごちは天ぷらにする、あれ。
めごちとまごちは名前の通り、同じコチ科で
兄弟のような存在で見た目も色が違う程度。
ただ、まごちは、80cm程度にまで大きくなる。
めごちは、天ぷらにする10cm程度のものが
売られているが最大でも25cm程度という。

中と左はおわかりになろうか。
恒例、かんぱちと、しまあじ。もう、いつも同時に
二つ頼む。どちらがどちらか?。

まあ、ほぼ意味はないような気がするが、右がかんぱち
といって出された。いつだったか[美家古]の若親方が
言っていたが、板さん自身も違ったことを言って
出してしまう、と。まあ、そんなもの、か。
ともあれ、うまければ、いいじゃないか。

続いて、光物。

と、いいながら、右は、なにか白身だったはずだが、
完全に忘れた。
そして、鯵と鰯。
そういえば、今年は梅雨らしい梅雨ではなかったが、
梅雨にうまい鰯ももう一つであったか。

そして、次。
今日の目玉、かもしれぬ。立っている目の前の
ショーケースにあった。

右、小肌。これはデカイ。半身をさらに切っている?。
もはや、なかずみから、このしろ、か。

で、中は、出ました、新子!。
小肌と新子、両方あるのかと聞くとあるようなので、
両方もらった。
新子は、この時期だけのもの。
生まれたばかりの小肌。開いたもの三匹で握っている。
この半分くらいのもの流通しており、出すところもあるが
さすがに酢の味しかしない。
このくらいだと、ちゃんと小肌の味がある。

新子のなにがうまいのか。小肌は身の薄い方がうまい。
その究極が、新子になるのだが、小肌の身の味は、
ほんのり程度がうまい、のである。
粋といってもよいかもしれぬ。

ビールを呑み終えて、味噌汁とお茶をもらう。

味噌汁はいつも通り、浅利。

そして、軍艦二種。

白子と、しらす。

真夏でもあるのか、白子は。ふぐ、なのだが、なに?。

白魚はさすがに時期が終わり、ない。
しらすは、以前なら東京では生のものなど見ることも
なかったが、ありがいことに、今は普通に食べられる。
自分で魚やで買うとやはり鮮度が落ち、食べられぬので
こうして、プロの出すものに限られよう。

そろそろ、終盤。まぐろ。

中とろとづけ。

ここのまぐろは、うまい。
生、なのではなかろうか。未確認だが。
づけの塩梅もよろしい。

そして、最後は、これ。
これもいつも

鉄火巻、細巻。

(上のショーケースが、新子。)

ここまで。

うまかった。

ご馳走様でした。

勘定は5,000円越えた。
数か多かったのか?。
新子が高かった?。

 

浅草まぐろ人

台東区雷門2-18-12
03-3847-7139

 

 

 

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