断腸亭料理日記2006

だんちょうていの出張食い倒れ日記・

東海道シリーズ

11月20日(月)、21日(火)、22日(水)

なかなか、たいへんな三日間であった。
先日来の忙しさが続いているのだが、
今週、月、火、水と、連日の出張。

月曜日は、滋賀。火曜日は、静岡の掛川。水曜日は、同じく、焼津。
それぞれ、泊まってもよかったのだが、
やはり、帰った方が、落ち着いて寝られる。
毎日、東京との往復となった。
名付けて、「だんちょうていの出張食い倒れ日記・東海道シリーズ」。
駅弁など、うまかったものをまとめて少し書いてみる。

まずはこれ。


一日目。京都まで新幹線でいき、東海道線で、滋賀までもどる。
昼飯は京都駅の駅ビル上にある、「京都拉麺小路」というところ。
全国の有名ラーメン店が入っている。

時間もないときには、ここは、そこそこよい。

大阪「上方ざんまい屋」という、大阪のチェーンらしい。
玉子かけご飯というのが、少しおもしろかったので
頼んでみた。

玉子は名古屋コーチンらしい。かわっていたのが、
しょうゆではなくて、関西らしく、なのか、塩昆布を
かけて食べてください、というのだ。


なかなか、うまかった。

次は、これ。


この日の帰り。
京都駅で買った、柿の葉すし。


これは筆者、高校生のころであったか、
初めて修学旅行で京都、奈良へきたときに、初めて食べたのだが
それ以来、好物になっている。
ご存知の方も多かろう。
京都駅で売っているが本当は、奈良、吉野の名物である。
鯖やらの押し寿司を一切れずつ柿の葉で包んである。
柿の葉を使うのは、保存のためなのであろうか。
よくわからぬが、いずれ、慣れずし、からの流れなのであろう。

そして、京都駅のみやげ、と、いえば、漬物。

いくつか買ったが、これは、小茄子の芥子漬け。
一口大の茄子が、麹の入った芥子で漬けてあり、うまい。
どうして京都の漬物はどれも、うまいのだろうか。
まったくのところ、日本一であろう。

さて、二日目は、掛川であったが、時間もなく、
目に付いたものなし。

そして、三日目。

静岡、焼津。


まずは、静岡駅で買った、鯵の押寿司。
興津(おきつ)、と書いてある。

興津は静岡の東。清水、の次である。

鯵の押し寿司、というのも、この東海道の駅弁には多いだろう。
知っているだけでも、大船駅にもあった。

この興津のもの、ごてごてデザインされていない、
素朴な掛け紙がよいではないか。

筆者、この押し寿司の類の駅弁には弱い。
見ると、とどうしても買わずにはいられない。

そして、帰りのビールのつまみ。
黒はんぺん。

以前に、名古屋時代には、このあたりもテリトリーであったため
よくきて、知っていた。

はんぺんというが、いわゆる、ふわふわした、はんぺんではない。
練り物。ようは、青魚の蒲鉾である。
これは、やはり静岡の名物、わさび漬けがセットになっている。

(そういえば、豊橋の、豆ちくわ、も、思い出す。
これもわさび漬けとのセット。なかなか、うまかった。)

黒はんぺんは、気持ち甘めであるが、
それでも結構うまいものである。


さて、そんなこんな。
なかなか、ダイナミックな三日間であった。

落語会もいよいよである。
準備もしなくては、、、。

■26日(日)落語会お申し込みの皆様。
14:00合羽橋・太助寿司。お待ちしております。

(お申し込みいただいて、こられない場合、
明日一杯までに、必ずメールにてご連絡お願いいたします。)



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