断腸亭料理日記2006

牛込払方町・鳥料理・よしだ

2月14日(火)夜

さて、やっと、重要なプレゼンテーションが終わった。
ここ半年少しの結果を示し、筆者のこれからの先を
左右するものであった。

そして、打上げ!、で、ある。
と、は、いっても、二人。
まあよい、パッと、、小ぢんまり。

「トリヤ」へ、行こう。

以前に一度、昼飯、を書いているが、
牛込は払方町の、鳥料理・よしだ。
牛込中央通りから、路地を入った、小さな店。
また、お世辞にもきれいとはいえない。

筆者の勤める会社の昼の社員比率は、90%以上、であろう。
社内では、愛称として「トリヤ」と、呼び習わしている。

昼は、チキンカツと、チキンカツ丼の店であるが、
夜来るのは初めて。

同行するオフィスの若い衆(一人だが)が
夜も、行き付けにしていた。
夜は、特にメニューがあるわけでなく、
ご主人の気まぐれ、おまかせで、
つまみが出てくる、という店。

暖簾をくぐって入ると、カウンターに一組。
(これも、筆者は知らない人だが、弊社社員。)
二人でテーブルに座る。

まず、ビール。
珍しい。サッポロラガー、で、ある。

お通し、三品。


真ん中がアンキモ。
左側が、鰹節が掛かったブルーチーズ。
しょうゆをかけて食べる。
右側が、湯葉。

ちょっと気が利いている。
クリームチーズを酒盗と和える、と、いうのは
経験があるが、鰹節としょうゆをかけて食べる、
と、いうのは、初めてである。

なかなか、うまい。
また、アンキモは、今シーズンも、神田のいせ源や、
太助寿司などで、食べている。
また、中国産のもので自作もしたが、これは、
生臭くて、食べられなかった。
素材のよさと、拵え方がものをいう。
ここのものは、期待以上(失礼!)に、ちゃんとした
ものである。

基本は、やはり、「トリヤ」で、ある。
まずは、もも肉の塩焼き。


なかなか、よい鶏なのであろう、
適度な噛み応えと、旨みのある肉。
焼き具合もちょうどよい。

次は、磯辺巻き。
甘めのタレを付けて焼いた鶏を、
大葉とわさびを利かせて、海苔で巻いてある。
海苔の香りがよい。
やはり、磯辺巻きは、海苔が、ポイントであろう、
などと、わかったようなことをいっていると、
ご店主は、「海苔が、あんまり良すぎてもだめなんですよ」、と。
なるほど。

次は、から揚げ。そして、たたき。
砂肝の酢の物。

出てくるそばから、どんどん食べてしまう。
また、ビールがうまい。
サッポロラガーから、ハートランドがある、というので、
かえて、どんどん呑んでしまった。

魚も出てくる。

白身(鯛と平目)の辛しじょうゆ和え。
なかなか、脂があってうまい。

どんどん出てくるので、とめどがない。
このへんで、〆てもらう。

いやいや、見た目以上に、期待以上に、うまかった。

また、来よう。


地図



(意外に(?)安くはない。今日、一人、酒も入れて、¥4000)



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