断腸亭料理日記2005

鯛兜煮

11月19日(土)夜

朝、千束の路麺、ねぎどん、へ、行って、
帰り、三筋のスーパー・ヤマザキを覗く。

鯛のアラが半額(¥150)になっていたので、買う。

第二食は、丸の内の、最近できた話題のカレーショップへ行ってみる。

ちょっと、合わない。
まあ、こういうことも、たまにはある。
食べ物は、好み、であるから、仕方がない。
甘いのに、辛い、と、いう、どうも、つかみどころのない味、である。

丸の内までの車での行き返り、寒くはなったが、天気がよいので、
屋根を開けて走る。気持ちがよい。


鯛は、焼いてもよいし、つゆでもよいが、
今日は、兜煮にして、一杯やろう。

夕方になり、作り始める。

頭は鱗が残っているため、出刃で丁寧に落とす。

頭だけでなく、骨もある。
湯を沸かし、まずは、湯通し。
すぐにあけ、身が崩れないように、慎重に、洗う。

大き目の鍋に入れ、水から、煮始める。

味付けは、しょうゆ、酒、砂糖。
濃いめ、で、少し、甘めを目指す。

アルミホイルで落し蓋をし、6分。
最近、煮魚は、煮過ぎない、をモットーにしている。

完成。

う、、。ちょっと、生臭い。
きれいに洗いきれていなかったか、、。

まあよい。
燗をつけて、呑む。

呑みながら、ふと、思い立つ。
この煮汁で飯を炊いたら、どうであろうか。
砂糖が入っているが、鯛の出汁であるから、うまそう、
で、ある。

やってみよう。

米を研ぎ、水加減の半分ほどを煮汁、新たに酒も少し加え、

浸しておく、、、。

と、、、、寝てしまった。

起きると、19時半。

飯は、妻が炊いていた。

飯を食べてみる。

砂糖が入っているのが余計かとも思ったが、
どうしてどうして、なかなか、うまい。
具は、なにも入っていないが、兜煮、よりも、
こちらの方が、うまいものができた。



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