断腸亭料理日記2005
5月7日(土)夜
銀座のアショカで、カレーを食って、帰宅。
天気もよく、気持ちよく昼寝。
さて、夜。
買ってあった、根三つ葉。
これに、あさり剥き身を買い足し、かき揚げにしようと思っていた。
三つ葉は、かき揚げにするのも、ちょっと、乙である。
かき揚げは、先日、しこたま、小柱で作った。
それにしても、あさり剥き身は、高いものである。
昔は、もっと安い、庶民のものであったはずである。
かき揚げにして、存在感を感ずるほど入れるとなると、
2パックほどは入れたいが、¥600を越える。
あさりに、これだけ払うのも、なにか釈然としない。
小柱であれば、なんとなく、このくらいの値段でも、
納得できてしまうのだが、、、。不思議なものである。
剥き身は1パックと、イカ(スルメイカの解凍もの)を買う。
(田原町の赤札堂。)
なぜか、この頃、かき揚げに凝っている。
路麺の影響であろうか。
それもあろうが、どうも、筆者元々、かき揚げ、が好きであるようだ。
かき揚げはかき揚げでも、野菜だけのものよりは、
小柱や、今日のような、あさり、なんぞの入ったものがよい。
また、揚げる場合、かき揚げは、
穴子やいか、きす、など、普通の天ぷらよりも、
慣れないと、難しい。
最近やっと、九割方、失敗しないで作れるようになったもの
一因であろう。
喜んで、作っている、というところである。
準備。
三つ葉はザクザクと切る。
油。これは、使いかけのものに、胡麻油を足し
揚げ鍋に用意する。
大根おろしを妻に指示する。
ボールに氷、水、全卵一個を溶き、冷たい卵水を用意。
量は、かき揚げ、3〜4個分(お椀に、3〜4杯分)。
油に点火。
冷蔵庫から小麦粉を取り出し、ボールの冷水に入れていく。
やはり、いつものように、少し、固めを目指す。
材料をずべて、ボールに入れ合わせる。
そして、別のお椀に、1個分を移して、スタンバイ。
油に衣を落とし、油温を見る。
段々、高温でも、なんとかなるようになってきた。
150〜60℃程度であろうか。
よし。
お椀から、お玉で、油に落とし込む。
10秒ほど、待つ。
OK。
もうほとんど、飛び散って、形にならない、
ということは、なくなった。
ひっくり返し、例によって、菜箸で、厚い部分を突き通し、穴を開ける。
火を加減し、油温を保ち、返しながら、揚げる。
これも例によって、菜箸で突き通し、中心部分の
火の通り具合を見る。
OK。
揚げ上がり。
包丁で、半分に切る。ここでも、火の通り具合を確認。
もしもの場合、ここで、再度、揚げ直すこともできる。
こんな感じである。
揚がり具合は、まあまあ、であろう。
しかし、あさりが、たっぷり入った方が、なんといっても、よい。
そうそう。あさりであれば、長ネギなんぞも、かき揚げには、うまい。
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