断腸亭料理日記2004
11月20日(日)第一食
「断腸亭日常」にも書いたが、昨夜は、
都立高校時代のクラス会であった。
卒業以来、というような顔もあった。
40を超えると、みな、もっと変わっているかと思ったが、
自分も含め、それほど、変わっていないように感じるのは
なぜであろうか。
会社の同期などは、見るからに、オヤジ、というのが多いが、
この仲間は、男なら、頭をはげらかし、腹が出て、というような、
いかにも、オヤジ、女性でも、いわゆるオバサンには、なっていない。
我々の世代独特のものであろうか。
みな東京育ちだからであろうか。
女性の場合は、専業主婦というのは少ないからか、、。
また、ビックリするほどの、出世はいないが、
小さい会社の社長になっていたり、課長、部長、室長、、それなりに、
年齢、相応に、偉くなっている。
ともあれ、二日酔いではないが、呑み過ぎた。
トマトベースのパスタがよい。
近所の、ハナマサに、冷凍のわたりがにが、置いてある。
6杯程度あって、¥1000。
これを調達。
作る。
まず、トマトソースから。
にんにく二かけらを、スライスし、
弱火のオリーブオイルで炒め、
ここに、ホールトマトの缶詰を入れ、
よく潰す。
塩胡椒、ローレルを入れ、煮込む。
15〜20分ほど、煮詰める。
さて、かに、にうつる。
同時に、麺を茹でるための、湯を沸かしておく。
にんにくを、今度は、微塵切り。
かには、2杯分。半分に切ってある。
フライパンでにんにくと共に、オリーブオイルで炒める。
塩胡椒、タイム。
白ワイン。
炒め過ぎ、煮過ぎは禁物。
アルコールを飛ばし、トマトソースの鍋に入れる。
ここも、あまり煮過ぎない。
出汁は出るが、かにの味がすべて、出きってしまっても
いけない。
味見。
なかなか、うまいものができている。
麺を茹で、完成。
一人あたり、1杯のわたりがに、は、けっこう、豪華な感じである。
かにの身をしゃぶっても、うまい。
トマトソースに出た、かに旨味もよい。
前に有明のアルポルトで食べた
魚介のミンチトマトソース
ほどでは、ないが、
うまかった。
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