断腸亭料理日記2004

合羽橋・太助寿司2005

1月8日(土)夜
いつもの合羽橋・太助寿司

今日は、妻とともに、新年のご挨拶である。

電話を入れてから、自転車で向かう。
寒い。冬らしいと言うべきか、、。


今日は、宴会も入っているようで、ご繁盛。


さて、つまみから。

うまかったもの。

平目。
たこ。

塩で。

中トロ。

太助の、まぐろがうまいのは、いつものことであるが、
今日の中トロは、格別にうまい。

次。今日は、揚げ物で、ふぐの白子が出た。
三浦屋のお通しで出てきたものも、ぽん酢で、なかなか、
よかったが、それ以上。
塩で食べたが、語る言葉もないほどのうまさである。

筆者、白子と名が付くものは、実のところ、あまり得意ではない。
生臭さが、少しでもあると、ダメ。

しかし、今日のものは、生臭さであるとか、
クセのようなものは、まったくない。
さすがである。

さて、にぎり。

いわし。
瀬戸内のものである、と、自慢をしていた。
大ぶりに切られ、いわし、らしい旨みにあふれている。
脂がありながら、さっぱりしている。

穴子。
いつもながら、絶品。
笹に、はさんで焼かれ、ほかほかと湯気が上がっている。

大きな平貝があった。
香川のもの。
5mm程度の厚みに切って、塩をふって、軽く炙り、
にぎり、海苔でとめてある。
磯の香りいっぱいの、貝らしい味である。

うに。
北海道の、ばふんうに。
エグ味、クサミなど、まったくなく、クリームのよう。
築地にも、何枚もないというものであると、
大将は、やはり、自慢をしていた。

小肌。
小ぶりなもの。細かい小肌の皮目が、キュっとひねられ、
いつもながら、粋に、美しく、握られている。
筆者、もっとも、江戸前らしい、見た目も美しい握りであると思う。
見ているだけで、うれしくなる。そんな、にぎりである。
〆加減も軽く、さっぱりとして、うまい。

最後に、まぐろ赤身の即席ヅケ、にぎり。
芽ねぎがのせられている。

毎度書いているが、
太助は、出前の赤身さえも、とてもうまい。
これを即席ヅケにすると、さっぱりとしたところに、
あま味が出てくる。

うまい。

以上。

正月であるからか、今日は、ずいぶんと力が入っていた。
今年も、うまい寿司を!!


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