断腸亭料理日記2004

チキンライス

1月9日(日)第一食
何回か書いているのであるが、筆者、チキンライスが好きである。
自分でも作るし、浅草六区のヨシカミのものも大好きである。

99年

ヨシカミ

正月から、このチキンライスが、食べたくなっていた。

前の晩、早く寝てしまったので、
起床も早め。

冷や飯はある。よし、チキンライス。

鶏肉がなかったので、
(妻によると冷蔵庫に、あったのそうであるが、
人のしまったものは、どうして見つからぬのであろうか?)
ハナマサへ買いに出る。

むね肉ともも肉で、値段の差が大きい。
倍とはいわないが、ずいぶん違う。
むね肉は三枚で¥300ほど。
むね、にする。

たまねぎをみじん切り。
鶏肉もさいころに切る。

たまねぎと鶏肉を炒め、塩コショウ。

ここで、ほんとは、ブランデーがよいのであろうが、
ないので、ウイスキーを入れ、炒める。

ヨシカミでカウンターに座ると、作り方が見えるのであるが、
何か、液体を入れて、フランベをしているのを見て、
真似をしている。

ヨシカミのものは、他の洋食屋と比べても、味が濃く、
そこが好きなのであるが、これがコツ、ではないかと思っている。
ウイスキーでも、風味が良くなり、味が濃くなる。

火を止め、飯を入れ、よくほぐし、
普段は、ケチャップであるが、トマトピューレが余っていたので
これを入れて見る。

やはり、これでは、味が薄い。
塩コショウを多め目にし、甘味も足らない、、、。
砂糖を入れると、いうのも、何か変な気がする。
飯の上から、もう一度、ウイスキーをかける。

よく混ぜる。

加熱のし過ぎは、焦げたり、ベチャベチャになるので、火は
ほんの少し。

しかし、このままでは、アルコールが飛ばないので、
仕上げにレンジをかける。

まあ、良かろう。

完成。

味はまあまあ。

チキンライスなど、どうやっても、
食べられるものはできる。

しかし、チキンライス。用は、ケチャップ・ライスなのであるが、
どうして、こうもうまいのであろうか。子供の味覚であるとは、思う。
筆者だけであろうか。

ついでだが、チキンライスというと、オムライスの中味である。
オムライスよりも、チキンライス。
と、いうよりも、オムライスは、ダメである。
あれだけポピュラーな、ケチャップとオムレツの組合せなのであるが
今一つ、なのである。
(結局、半熟卵と、ケチャップの味の組合せが、好きになれないようである。
特に、冷めたものは、ダメ。)

鶏の入った、ケチャップライスだけでよい。

うまかった。



断腸亭料理日記トップ | 2004日記リスト1 | 2004日記リスト2 | 2004日記リスト3 | 2004日記リスト4 |

2004日記リスト5 | 2004 日記リスト6 | 2004 日記リスト7 | 2004 日記リスト8 |2004 日記リスト9 |

2004 日記リスト10 |

BACK | NEXT |

(C)DANCHOUTEI 2005