断腸亭料理日記2004
1月17日(月)昼食
さて、今日は昼飯。
ラ・ビチュード。
今年も、市谷・牛込ビストロランチ。
年明け、グー、に引き続き、ラ・ビチュードの、初回である。
12時ちょい過ぎ。ほぼ、満席。
今日は、上品そうな、仏蘭西人のマダム、二人組み、などおられ、
なにか、雰囲気、である。
前菜は、地鶏ハツのコンフィ。
メインは、子羊の煮込み赤ワインソースにする。
地鶏ハツのコンフィは、サラダである。
サニーレタス、レッドキャベツなどの上に、ハツのコンフィが置かれ、
トマトのみじん切りなどが散らされ、
クスクスなども、合わせられている。
ドレッシングは、オリーブオイルベース。
地鶏ハツは、温かい。
サラダであるから、クスクスも含めて、生野菜は冷たい。
ハツ自体は、食感もよく、なかなか、うまい。
しかし、この温度の差、どうなのであろうか。
こういう取り合わせ、よくあるのであろうか。
冷たいものに、温かいものを合わせる。
意図なのか、考えていないのか。
普通に考えると、ハツも、冷たい、のであれば、
わかりやすいのだが、、。
さて、メイン。
子羊である。
付け合せは、マッシュポテト、ブロッコリー、にんじん、レンコン。
子羊。
メニューにもあったが、子羊は、10時間以上煮込んであるという。
トロトロ、である。
大きめの塊で二つ。量は充分。
羊らしい臭みは、意図であろうが、きれいに抜いてある。
であるが、肉の旨味は、ある。
また、赤ワインソース。
バターなど使っていないのか、とても、さっぱりしている。
羊もさっぱり、ソースもさっぱり。
さっぱりに、さっぱり。
微妙である。
満足感はあるが、ほんの少し、物足りなさ、を感じてしまう。
折角、手がかかっているのであるから、
もう一声、もう一ひねり、、、と、思ってしまう。
ここいらは、シェフとの相性か。
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