断腸亭料理日記２００４

牛込柳町・宝竜・炒飯、焼売

1月25日（火）昼
やはり、時たま、無性に食いたくなる。

炒飯。

カタカナで、チャーハンであろうか。
それとも、焼飯であろうか。

どちらでもよい。

チャーハンである。

何度も書いているが、筆者の昼飯の定番。
味の濃い、牛込柳町・宝竜である。

大江戸線・牛込柳町の駅上の宝竜である。

似たような名前であるが、
東西線神楽坂駅そば・矢来町の早稲田通り沿いから、
ちょっと入ったところ、
鶏のローストがドデンとのった、
白湯スープの東京ラーメンが、うまい、「りゅうほう（龍朋）」と
は違う店である。

ちなみに、やはり、まったく違う店だが、同じ早稲田通り沿い、
神楽坂上の交叉点寄りに、同じ宝竜という中華料理屋もある。
ようは、よくある名前なのであろう。

ともあれ、牛込柳町、大久保通り沿いの、宝竜。
チャーハンと、焼売である。

ここの焼売は大きい。
ジャンボ焼売などと、言っている。

通常は、一人前、二個。
あまり大々的にはいえないのであるが、
頼めば、一個でも、OKである。

今日は、若干立て込んでいたようで、
少し、時間がかかった。

まずは、焼売から。

直径５ｃｍ、高さも５ｃｍほど。
ゴロンとしている。

食べると、これが、実にねっとりしている。

本当の中華の点心類は、ねっとり、の場合もあるが、
どちらかというと、プリっとした方向の場合が多いように思うが
ここのものは、ねっとり。
これは、よく練られた豚挽肉の、旨みである。
また、玉ねぎが入っているのも、特徴であろう。

そして、チャーハン。
玉子と叉焼の入り、グリーンピースがのった、
普通のチャーハンである。

ここ、チャーハンも、味が濃い。
量も多い。
（大盛なんぞ、頼もうものなら、洗面器のような皿に、ふたやま出てくる。）

脂っこいところも、多いが、ここのものは、適当な仕上がり。
変わったものではないが、うまいチャーハン。

以上、牛込柳町・宝竜。
チャーハンと、焼売。いつもの、昼飯である。

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