断腸亭料理日記2024

そば上野翁庵/浅草六区翁そば/ぶり照り焼き

今日は麺類2軒と、自作1、で。

4655号

9月30日(月)第一食

そば・上野[翁庵]

今日は薄曇り。
日も差して、最高気温は、25.3℃(13時12分)。
まだ、半袖。
ただ、このくらいであれば、すごしやすいと
いってよいだろう。

今日は、上野[翁庵]へ行ってみようか。

もちろん、ねぎせいろ。

今日は、15時すぎ。

この時刻だと、食券制は終わっている。
まっすぐ、テーブルに掛ける。

ねぎせいろを、水を運んできたお兄さんに注文。
(珍しく、お兄さん。)

きた。

ねぎせいろ。

今日のそばは、多少緑がかって見える。
新そばはまだ、だとは思うが。

そばつゆの器に、小さなかき揚げ。
小さく切ったいかが、入っている。

そういえば、これがなぜ、ねぎせいろ、なのか。
つゆに長く切ったねぎは入っているがこれのこと、
なのであろうか。

先にそばをつけやすいように、かき揚げをつまむ。
ある程度、スペースをあけて、そばを手繰る。

他にはほぼなく、今となっては、不思議なそば
ではあるが、これがちょうどよく、うまい。

ご近所の稲荷町[小倉庵]には小さめのさいまき海老天を
入れたものがあるが、やはりかき揚げの方がバランスが
よい。
おもしろいもんである。

いつもご馳走様です。


台東区東上野3-39-8
03-3831-2660


10月4日(金)第一食

浅草六区[翁そば]

10月に入った。
今日は、薄曇りだが、最高気温30.4℃(12時46分)。

10月に入ってこの気温はさすがに厳しい。

今日は浅草方面。

今日考えたのは六区の[翁そば]。
こちらは“庵”ではない。
上野の[翁庵]は、神楽坂の同名の[翁庵]の暖簾分けと
聞く。まあルーツが違う、ということであろう。

六区の[翁そば]といえば、私は夏も冬も、
カレー南蛮にとどめを刺す。

14時少しすぎ。
ウイークデーもこの界隈は外国人観光客でごった返して
いるといってよいだろう。

暖簾を分けて入る。
そこそこ、空席もあり。相席でテーブルに掛け、
カレーそばを頼む。

驚いた。ここにも外国人客。20歳前後であろうか、
Tシャツに短パンの白人男性。上手に箸を使っているので、
観光客ではないのかもしれぬが、こんなディープな
ところにまで、、。

きた。

小ぶりの丼だが、すり切り一杯。

そばは、

こんな感じ。

カレーは東京の一般的なそばやよりも、強くはない
だろう。そして、肉は鶏。豚ではない。
文句を言ってはいけない。これはおそらく歴史的なもの。
東京のそばやの肉は、鶏であったのである。

〆て、唯一無二のカレー南蛮そば。
汗をかいて食べ終わる。
ご馳走様です。


03-3841-4641
台東区浅草2-5-3


10月4日(金)夜

ぶり照り焼き

[翁そば]から西友に寄る。

魚売り場で、ぶりを発見。
福岡産、天然で、二切れ、185円。

これ。

大きなものではないと思われるが、これは安かろう。
ぶりといえば、養殖魚の代表のようなところがあるが、
もうかなりの割合で、天然が安いという、奇妙な
状態になっている。かなり獲れているということであろう。

ぶり切り身はフライパンで照り焼き。
皮目から焼いて、身も両面焼く。
火が通ってきたら、酒、しょうゆ、砂糖。
軽く煮詰めて、出来上がり。

めかぶも出す。

ビールを開けて、食べる。

これ、かなり、うまい。
よい脂。
鮮度も意外によい、のかもしれぬ。
あたり、で、ある。

 

 

 

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