断腸亭料理日記2024
今日は、麺類二つ。
4526号
3月8日(金)第一食
御徒町・横浜家系らーめん[侍]上野店
さて、ラーメン、家系。
やっぱり家系は定期的に食べたくなる。
最近はもっぱらここ。
場所は、昭和通りの東のキムチ横丁。
ここも以前はそちら系の店であった。
角地で両面とも大きなガラスで明るく、外からもよく見える。
2時半頃。
入ってすぐの券売機でノーマルなラーメンを購入。
こんな時刻だが、にぎわっている。
お兄さんに食券を渡す。
指定はしない。
手前にテーブル席があり、奥の調理場前がカウンター。
カウンターに掛けて、待つ。
きた。
大きな海苔が3枚、ねぎ、ほうれん草、
チャーシュー。
まったく、ノーマルな家系の姿といってよいのだろう。
麺。
家系の腰があって、太めのちょい縮れ麺。
そして、濃厚で塩味強めの家系スープ。
もっと濃い店もあるが、私はこのくらいがよい。
おろしにんにくを1さじ入れて食べるのがいつものこと。
うまいもんである。
それにしても、家系というのは偉いと思うのである。
確実に日本のラーメンに一つのジャンルを打ち立てて
いるといってよかろう。
とんこつしょうゆ、といわれるが、例えば博多の
とんこつにしょうゆを入れただけの味ではないことは
確かであろう。もっと濃厚。
大きな寸胴でガラガラととんこつをかき混ぜている
のを見ることもある。文字通り、とんこつの骨の髄まで
煮出しているのか。これ、かなりの重労働とも聞く。
家系というのは、濃さの違いはあっても、ここから
なにかアレンジしたり、進化し、さらに新しい
ラーメンを確立したものというのは、まだないのか。
それだけ、家系が完成されたものなのか。
やはり、家系は凄い。
ご馳走様でした。
台東区東上野2-18-1
3月13日(水)第一食
浅草六区[翁そば]
今日は晴れ、最高気温13.7℃(13時27分)。
もう晴れたらあったかい、か。
なにを食べよう。
浅草方面にしようか。
六区のそばや、[翁そば]にしようか。
ここは[翁庵]ではなく[翁そば]。
書いていないが、おそらくもう少し、行っている
のではなかろうか。
私は勝手にここはカレー南蛮の店にして
しまっているが、あまり寒い時期には、カレー
でもないが、もうよい季節かもしれぬ。
[翁庵]は、今はいっぷく横丁という名前に
なっている細い通り。水口食堂もある。
2時半すぎ到着。
硝子格子を開け、暖簾をくぐって入る。
こんな時刻だが、テーブルは一杯。
小あがりへ。
迷うことなく、カレー南蛮そばを頼む。
きた。
小ぶりな丼に、すり切り一杯。
アップ。
この太さ。
もはや、うどんなのかそばなのか、わからぬが、
そばといっているから、そば、なのであろう。
とろみの強いつゆ。
カレー味よりもそばつゆが勝っている。
だが、もちろん、うまいカレー南蛮。
丼が小ぶりなのは、おそらく昔のそばやの
大きさだと思われる。
元来、そばは軽食だったので、量は今よりも
少なかったのである。
だが、これは量は普通の大盛程度はあろう。
まったく、どうしてこういう一杯が生まれたのか。
謎、で、ある。
薄汗をにじませて、食べ終わる。
ご馳走様でした。
03-3841-4641
台東区浅草2-5-3
※お願い
メッセージ、コメントはFacebook へ節度を持ってお願いいたします。
匿名でのメールはお断りいたします。
また、プロフィール非公開の場合、バックグラウンドなど簡単な自己紹介を
お願いいたしております。なき場合のコメントはできません。
断腸亭料理日記トップ | 2004リスト1 | 2004リスト2 | 2004リスト3 | 2004リスト4 |2004 リスト5|
2004 リスト6
|2004
リスト7 | 2004 リスト8 | 2004 リスト9 |2004 リスト10
|
2004
リスト11 | 2004 リスト12
|2005 リスト13 |2005 リスト14 | 2005
リスト15
2005
リスト16 | 2005 リスト17 |2005 リスト18 | 2005 リスト19 | 2005 リスト20
|
2005
リスト21 | 2006 1月 | 2006 2月| 2006 3月 | 2006 4月| 2006 5月| 2006
6月
2006 7月 |
2006 8月 | 2006 9月 | 2006 10月 | 2006 11月 | 2006
12月
2007 1月 | 2007 2月 | 2007 3月 | 2007 4月 | 2007 5月 | 2007 6月 | 2007 7月 |
2007 8月 | 2007 9月 | 2007 10月 | 2007 11月 | 2007 12月 | 2008 1月 | 2008 2月
2008 3月 | 2008 4月 | 2008 5月 | 2008 6月 | 2008 7月 | 2008 8月 | 2008 9月
2008 10月 | 2008 11月 | 2008 12月 | 2009 1月 | 2009 2月 | 2009 3月 | 2009 4月 |
2009 5月 | 2009 6月 | 2009 7月 | 2009 8月 | 2009 9月 | 2009 10月 | 2009 11月 | 2009 12月 |
2010 1月 | 2010 2月 | 2010 3月 | 2010 4月 | 2010 5月 | 2010 6月 | 2010 7月 |
2010 8月 | 2010 9月 | 2010 10月 | 2010 11月 | 2011 12月 | 2011 1月 | 2011 2月 |
2011 3月 | 2011 4月 | 2011 5月 | 2011 6月 | 2011 7月 | 2011 8月 | 2011 9月 |
2011 10月 | 2011 11月 | 2011 12月 | 2012 1月 | 2012 2月 | 2012 3月 | 2012 4月 |
2012 5月 | 2012 6月 | 2012 7月 | 2012 8月 | 2012 9月 | 2012 10月 | 2012 11月 |
2012 12月 | 2013 1月 | 2013 2月 | 2013 3月 | 2013 4月 | 2013 5月 | 2013 6月 |
2013 7月 | 2013 8月 | 2013 9月 | 2013 10月 | 2013 11月 | 2013 12月 | 2014 1月
2014 2月 | 2014 3月| 2014 4月| 2014 5月| 2014 6月| 2014 7月 | 2014 8月 | 2014 9月 |
2014 10月 | 2014 11月 | 2014 12月 | 2015 1月 |2015 2月 | 2015 3月 | 2015 4月 |
2015 5月 | 2015 6月 | 2015 7月 | 2015 8月 | 2015 9月 | 2015 10月 | 2015 11月 |
2015 12月 | 2016 1月 | 2016 2月 | 2016 3月 | 2016 4月 | 2016 5月 | 2016 6月 |
2016 7月 | 2016 8月 | 2016 9月 | 2016 10月 | 2016 11月 | 2016 12月 | 2017
1月 |
2017 2月 |
2017 3月
| 2017 4月 | 2017
5月 | 2017 6月 | 2017
7月 | 2017 8月 | 2017
9月 |
2017 10月 | 2017 11月 | 2017 12月 | 2018 1月|2018 2月| 2018 3月|2018 4月 |
2018 5月 |
2018 6月|
2018 7月|
2018 8月|
2018 9月|
2018 10月|
2018 11月|
2018 12月|
2019 9月 | 2019 10月
| 2019 11月 | 2019 12月
| 2020 1月 | 2020 2月 |
2020 3月 |
2020 4月 | 2020 5月
| 2020 6月 | 2020 7月
| 2020 8月 | 2020 9月
| 2020 10月 | 2020 11月
| 2020 12月 | 2021 1月
| 2021 2月 | 2021 3月
| 2021 4月 | 2021 5月
| 2021 6月 | 2021 7月
2021 8月 | 2021 9月 |
2021 10月 | 2021 11月 |
2021 12月 | 2022 1月 |
2022 2月 | 2022 3月 |
2022 4月 | 2022 5月 |
2022 6月 | 2022 7月 |
2022 8月 | 2022 9月 |
2022 10月 |
2022 11月 | 2022 12月 |
2023 1月 | 2023 2月
| 2023 3月 | 2023 4月 |
2023 5月 | 2023 6月 |
2023 7月 | 2023 8月 |
2023 9月 | 2023 10月 |
2023 11月 | 2023 12月 |
(C)DANCHOUTEI 2024