断腸亭料理日記2024
寒いので、ラーメンばかり食べている。
今日は、ラーメン三本。
4487号
1月16日(火)第一食
二長町らーめん[天神下大喜]
寒い、寒い。
よい天気。
だが、最高気温は7.0℃(13時35分)、最低気温は0.0℃(7時15分)。
乾燥も甚だしい。
日々、部屋の加湿と手指の保湿は欠かせない。
今日は、[天神下大喜]。
ちょっと久しぶり。
14時すぎ。
このところ、塩系を固めて食べている。
やっぱり、ここの本領は、塩なのかもしれぬ。
今日は、品書きの筆頭、とりそば。
中央白髪ねぎ、その上に、柚子胡椒。
メンマ、鶏チャーシュー。
かいわれ。
スープは黄色味の濃い白濁。
麺は
中くらいのストレート。
やはり、ここの一杯は計算され尽くしていると
思うのである。
濃厚だが、柚子胡椒が効いて、すっきり。
鶏系の出汁だと、鶏の匂いなのか、ちょっと生ぐさく
感じるものも多いと思うのだが、これがまったくない。
充実、渾身の一杯といってよいだろう。
ご馳走様でした。
台東区台東2-4-4
TEL 03-3834-0348
1月17日(水)第一食
私は、ここの味噌のファンである。
味噌であれば、絶対ここ。
いつも少しずつ違う[大喜]と好対照であろう。
チェーンなので、変化があるわけでなく、いつも
同じで、いつもうまい。
御徒町にもあるが、今日はロックスの西友へ行くので、
浅草。
今日の最低0.8℃(7時11分)、最低はそこそこ低いが、
最高気温は12.2℃(13時47分)と微妙に暖かい。
このくらいの違いでも暖かく感じるのが不思議。
時刻は15時すぎ。
さすがに、この時刻ではお客はなし。
チェーンなのでいつでもこれるのはありがたい。
味噌。
にんにく一匙と、赤唐辛子を振る。
この写真ではわかりにくいが、炒めた野菜が
山盛り。
麺。
北海道のかん水が強い、黄色味が濃く、堅い麺。
スープは、味噌だが、とんこつ味噌といってよい
のであろう。
これが濃厚で、うまい。
うまかった、うまかった。
そして、随分と温まった。
ご馳走様でした。
台東区上野4-5-2
03-5688-6777
1月19日(金)第一食
家系というのは、偉大であろう。
この発明、ラーメンとしては、画期的であった。
横浜生まれの、とんこつしょうゆ。
どこにでもあるチェーンの家系が出てきて、一時期
個人経営の家系が東京ではあまり見ない、という時期が
あったように思うのだが、ここ数年、またまた
この界隈に店が出てきて、ありがたい限り。
最近、とにかく濃い、というのを売りにしている
ところが多いように思うのだが、最近は濃すぎる
のも、いかがなものか、と思うようになってきた。
それで、ここはちょうどよい。
ノーマル。
濃さ、ゆで加減などもすべてノーマル。
麺はちょい縮れのちょい太麺。
毎度思うが、なぜ家系は海苔が入るのか。
ほうれん草も決まりだが。
海苔は家系に限らぬ。先日の九州福岡の久留米にも
入っていたが、海苔はラーメンに必要であろうか。
邪魔といっては失礼だが、食べにくいのもあり、
海苔はスープに浸して最初に海苔から片付ける。
うまかった、うまかった。
ご馳走様でした。
台東区東上野2-18-1
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