断腸亭料理日記2024

豚バラ大根

4703号

12月20日(金)夜

さて。

二日後。

もちろん、昨日配信のきす天から。

大根おろしに使った大根、長さ15cmほどのもの、
すっぽり入る鍋に水を張り、入れておいた。

二日間、切りっぱなしでなにもせず、室温に
置いておけば、乾き、乾燥はする。
濡れ新聞紙に包んで野菜室に入れておけば、
水分はある程度保てる。

それと、水に漬けておくのとどちらがよいのか、
結果が同じだとすると、手間がかからないのは、
水に漬けておく方ではあろう。

では、ずっと野菜室ではなく、水に漬けておいてもよい
のではないかとも、思えてくる。
例えば、さらに、このまま例えば、一週間おいて
おいたらどうであろうか。
夏であれば、わるくなるであろう。
今の季節であれば、外に出しておけば、大丈夫?。
まあ、水に漬けておく場合、水栽培のようなことに
なるような気もするが、あまり長期間はやはり、
難しそうではある。

ともあれ。
大根はみずみずしい状態をキープはしている。

で、これで、なにを作るか。

思い付いたのは、表題の豚バラ大根。

前に、一度書いたことがあったと思うが、
某大手有名食品メーカーのおかずミックス調味料で
できるもの。

フライパン一つでできちゃう、というのがミソ。
それも、けっこう短時間で。
大根に火を通すには結構時間ががかるし、
味も染み込ませなければいけない。

これ、考えた人は、エライ。

要は、甘辛の炒め煮。
別段、あれを買ってこなくとも、できちゃう、
ハズ、である。

豚バラスライスだけ買ってくる。

それから、一応、スーパーの売り場で、
当該商品の箱の裏の、作り方を確認しておく。

夜、作る。

皮をむいて、銀杏切り。
厚すぎてはさすがに火が通らないので、
5mm程度。

フライパンに点火、油。

大根投入。

焦げ目を付けながら、焼く。
中火でよいだろう。

数分。

こんな感じ。

炒め焼きといった感じか。

一度大根はあげて、そのまま豚バラを焼く。

火が通ったら、大根を戻す。

ここに調味料。

しょうゆ、酒、砂糖、でもよいとは思う
のだが、つゆにしよう。

つゆといえば、私は、もちろん、桃屋のつゆ。

これに煮詰めながら、大根に火を通しながら、
煮含める。

この段階までで、大根にはほぼ中心まで火は
通っているとは思われる。

ポイントは、まあ、私の好みでもあるが、
大根にちゃんとつゆの味を染み込ませたい。
つまり、ある程度色を付けたい。

これが、ある程度時間が掛かる。
一度火をとめておいておいたりしながら、
15分程度は、掛かっていたか。

味見も。

OK。

おろしも余っていたので、なめたけを入れた。

豚バラ大根、出来上がり。

ビールを開けて、食べる。

どうであろうか、この色。
大根はこのくらいの染み具合がうまかろう。

そこそこ、一生懸命作ったのだが、成功、で、ある。

濃いめの味がしっかり大根に染みている。

だが、かといって、濃すぎない。
大根の中心部は、しっかり堅めの大根の食感と
味も残っている。
よい塩梅。

豚バラ大根、私流、成功。

 

 

 

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