断腸亭料理日記2023
今日は、二本。
4299号
3月13日(月)第一食
月曜日。
曇り、、昼頃少し雨。
が、ほどなく、やんだ。
昼の最高気温で16℃。
暖かい。
今日、桜が咲くかも、とTVで言っていたが、
どうも、今日はないよう。
雨だと花粉も少ないのであろう。
書いている通り、花粉で、顔の皮膚がひどい。
かゆいのに加え、どんどん荒れてくる。
保湿クリームが欠かせない。
花粉というのは、時刻によって、
大きく違うことがわかっているよう。
12時、13時あたりがピークで、15時、16時あたりを
底に、一度かなり下がる。
これ、ばかにならない程度に下がっているよう。
そして、18時をピークにまた上がる。
これは気温の低下で上空の花粉が落下するのと、
地面の花粉が再び舞う、とのこと。(アレグラ)
実際に、11時、12時頃は、一瞬ベランダに出ても
てきめんにかゆくなるのだが、15時、16時は
自転車で出歩いてもほぼ問題がない。
こんなに違うのか。
と、いうことで雨もやんだし、15時、出る。
今日は、先日行こうと思って[デリー]に
入ってしまったが、御徒町[珍萬]。
目当ては、焼きそば、で、ある。
ウイークデーの15時でも八割以上埋まっている。
それでもいくつかあいていた、カウンターの
真ん中あたりに掛ける。
迷わず、焼きそば。
ここには、それでも、焼きそばは、数種ある。
ただの、やきそば(店の表記な平仮名)、
それから、カタやきそば、塩やきそば(細麺)、
ソース焼きそば(細麺)。
この4種。
目当ての、太麺の“昔の”やきそばは、
ただの「やきそば」。
それで、座って、焼きそばといえば、
これがくる。
キャベツ、もやし、豚肉。
これ、味はなんであろうか。
よくあるオイスターソース、ではない。
だが、濃いめ。
塩が強いのではなく、うま味が濃い、というのか。
また、太麺がよいのである。
今度、細麺の塩というのも食べてみようか。
味は同じなのか、どうなのか。
うまかった。
ご馳走様でした。
台東区上野3-28-10
03-3831-8801
3月13日(月)夜
ほたるいかのぬた
ほたるいかが、少し前から出回っている。
うまいもんである。
毎年、季節になると、なん回か食べている。
皆さん、ほたるいかというと、富山湾、と
思われていると思うが、実際には、富山湾
よりも兵庫産もほぼ同量の漁獲量がることをご存知で、
あろうか。
兵庫県の日本海側西部、浜坂という漁港が多いよう。
今年は、ニュースでやっていたが、今は例年通りに
回復しているようだが、富山湾のほたるいか漁の
立ち上がりはまったく獲れない日が続いていたよう。
それで、出端(ではな)は、兵庫産であった。
[珍萬]から吉池にまわり、ほたるいか(兵庫産)の調達。
今日は、軽くしよう。
地下で、豆腐と、じゃこ天。
そろそろ、冷奴である。
ねぎは、普通の長ねぎ。
少し前にも、ほたるいかのぬたは作ったのだが、
その時は、万能ねぎを買ってみた。
だが、あれは向かない。
細いのはよいのだが、辛みがないのである。
食べやすくしてあるのであろう。
ぬたは火を通し辛味は減らすのだが、やはりまるっきり
辛みがなければいけない。
やはりぬた用には、分葱が最もよいのであろう。
だが、長ねぎで十分。
切ってほぐし、熱湯を入れた大き目の器に入れ
火を通す。むろん通しすぎない。
よい加減で、とめて冷水に放す。
冷やして水を切り、ペーパータオルでよく水分を
取る。酢味噌は西京味噌で辛子酢味噌。
豆腐は絹ごし。特に高いものではない。
今日は、水ぬきをしてみた。
奴は食べているうちに出てくる水。
しょうゆは薄まるし、で、ある。
ペーパータオルを巻いて、小皿をのせて
しばらく置いておいた。
じゃこ天は切ってオーブントースターで
軽く焼く。
ほたるいかは洗うだけだが、水気だけは
ペーパータオルでよく取る。
奴はしょうゆだけでもよいのだが、今日は
鰹節削り節をかける。
出来上がり。
ビールを開けて、つまむ。
むずかしいものではないが、どれもよくできた。
まあ、なんということもない酒の肴、ではある。 ? ?
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