断腸亭料理日記2023
さて、今日は、二本。
4300号
3月15日(水)第一食
そば・元浅草[砂場]
今日も天気はよい。
気温も上がっているよう。
よし!。
かつ丼にしよう。
もちろん超ご近所、元浅草[砂場]。
かつ丼ともりそばのセットではあるが。
ここで食べるとなると、12時台には店に
入らなければいけない。
かつ丼が切れてしまう。
ご飯ものが食べたいとなると、ここのかつ丼が
最もよいのだが、後ずれしている食生活をしている身
としては、なかなかこれない、ということに
なっている。
16時間、断食?糖質抜き?のダイエットというのがある。
16時間あけると、体脂肪を消費してくれる、というのが
根拠?。なんとなく、信憑性がありそうな気はしている
のである。
夜中に食べてしまうとなかなかそうはならない
のであるが、それでもできるだけ第一食は、後に
した方がよいか、と。
ただまあ、それはきっかけで、ただダラダラしている、
だけ、という側面も否定はできない、か。
そんなことで、やっぱり、こなければ。
花粉の激しい時刻なので、一瞬だが、帽子をかぶって、
マスクをし、保護ゴーグルをかぶって12:55分到着。
やはり、お昼のお客が引き始めた頃。
いつものミニかつ丼ともりそば。
そば猪口の上に薬味のねぎとわさびをのせた小皿。
こういう店は多いが、ここも、いつもこう。
まあ、どちらでもよいのだが、
これ、なぜであろうか。
箸先にわさびをほんの少し取り、一箸分のそばを
つまむ。
毎度書いているが、そばをうまく手繰るためには、
このつまみ方が大いなる問題である。
東京のそばの手繰り方は、一箸で、一気に
手繰らなければいけない。
つゆにドボンと全部つけてはいけないし、箸から
放してもいけない。
つまり、一気に手繰れる量だけつままなければ
いけないのである。
口に入らぬほど取りすぎたり、また、一気に手繰れない
長さにつまんではいけない。
そばが長い場合は、折りたたんでつまむ。
つまんだら、そばつゆにそばの先1/3ほどをつけて、
一気に手繰る。
一噛み、二噛み、、ほどで、のどへ。
この時、左手はそば猪口を持つか、少なくとも
添える。背筋はできるだけ伸ばし、前かがみの
犬食いだけは避けたい。
しょうゆの勝った、東京下町風そばつゆ。
白い、しゃっきりしたそば。
そばを平らげて、厚みのあるかつのかつ丼に
かかる。
うまかった。
いつもご馳走様です。
03-3841-8001
台東区元浅草1-1-1
3月16日(木)第一食
ラーメン[九州じゃんがら]秋葉原本店
今日は、昨日よりもさらに暖かい。
昨日は桜も、まだパラパラであったが、
これで一気に開くのではなかろうか。
博多のとんこつラーメンが食べたくなった。
上野浅草界隈には[一蘭]がたくさんあるが、
正直、あまり惹かれない。溢れすぎ。
味に文句はないが居心地がもう一つ。
行くのであれば、同じチェーンでも私は
[九州じゃんがら]を選ぶ。
秋葉原、で、ある。
[じゃんがら]は博多発祥ではなく、この
秋葉原が本店というくらいで、博多という定義に
ほんとうは入らないのであろう。
私自身、博多ローカル人でもないので、違いは
わからない。それでもいつも十分、満足。
博多(的)とんこつラーメンの東京元祖は、
どこなのであろうか。[じゃんがら]の開店は
昭和58年(1983年)で、調べると私は食べたことは
ないが、西麻布[赤のれん]が昭和53年(1978年)と
5年早いよう。
ただ、個人的に熊本[桂花]は別にしてとんこつ
ラーメンを初めて食べたのは[じゃんがら]の
赤坂であったと思う。
15時少し前。
この時刻であれば、並ぶこともない。
ノーマルな九州じゃんがら。
この丼のデザイン、ありそうでない。
なかなかよいではないか。
チャーシュー、青が勝ったねぎ、メンマ。
メンマは比較的薄味。
アップ。
博多らしい堅めの細麺。
九州じゃんがらのスープはスッキリとんこつ。
十分うまい。
白人外国観光客のグループも見かける。
なん度もきているが、居心地も含め、ここで、
がっかりしたことはない。
よい店であろう。
千代田区外神田3-11-6
03(3251)4059
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