断腸亭料理日記2023
さて、今日は麺類二本。
4465号
12月6日(水)第一食
浅草橋・浅草新福井町・宮崎細うどん[竹や]浅草橋店
先日、初めて行ってみた、浅草橋の宮崎細うどんの
[竹や]。
今日は、比較的天気はよく、最高気温は13:22で
16.4℃と少し暖かいが、やっぱり冬は、うどんが、
食べたくなる。
ここ、ちょっと変わっていたが、うまかった。
もう少し深掘りすべきであろう。
元浅草の拙亭から左衛門橋通りを下り、
蔵前橋通りを越えて全部で1.1kmほど。御徒町の
駅までとあまり変わらないのだが、途中なにもないので、
妙に遠く感じる。
15時までやっている。
14時すぎ、到着。
この時刻でも、満席ではないが、お客は入っている。
前回は、味噌味の牡蠣のうどん。
ここで食べるべきものは、他にはなんであろうか。
うどんの種類は多い。
で、前回も気になったのは、カレーうどん。
さらに海老天カレーというのがある。
これにしようか。
カレーうどんで、海老天というのは、
ありそうで見たことがない。
ちょっと、おもしろそうではないか。
きた。
あー、なるほど。
海老天というのは、尻尾のついた長い海老天を
思い浮かべたが、尻尾を取った、一口より
少し大きな大正海老系?。
これが、四、五匹。
アップ。
うどんは、もちろん柔らかめの細うどん。
カレーに海老天は実際アリ。
つゆの味は?。
いわゆるそばやのカレー南蛮ではない。
クリーミー。おそらくミルク系のものが入っている。
うまいのではなかろうか。
そう、巣鴨[古奈屋]系というのか。
[古奈屋]は上野駅に入っていたのだが、
撤退してしまいしばらく食べていなかった。
食べ終わって、汗だく。
うまかった。
ご馳走様でした。
台東区浅草橋1-32-6 コスモス浅草橋酒井ビル 1F
050-5872-7401
熊本ラーメン[桂花]池袋店
12月9日(金)第一食
さて、熊本ラーメンの[桂花]、で、ある。
新宿にもあるが池袋にもある。
時分時に通りかかると、寄ってしまう。
[桂花]の東京進出は昭和43年(1968年)で既に55年。
とても長い歴史。とはいっても、なくならないが
決して今、注目されている存在でもないだろう。
だがしかし、九州のとんこつラーメンとしては、博多
長浜のとんこつよりも私は断然こっちである。
おそらく、最初に食べたとんこつはこっちであったから
だと思われる。とんこつ原体験といってもよいだろう。
高校時代、通学ルートが西武新宿線から丸の内線に
乗り換えており、アルタ裏の[桂花]にはかなりの回数
寄ったものである。
麺はしっかり堅い。とんこつだが、マー油が
まことにクセになる。
あの味と香りが時として無性に食べたくなるのである。
池袋は、サンシャインのそばの裏通りだが、
ちょっとわかりずらいし、数年に一回だと都度、
場所が変わっていたり。
若い頃は太肉(ターロー)であった。
角煮の大きな肉もさることながら、生のキャベツが
入るのはこれだけで、これが[桂花]のスープで
柔らかくなるのが大好きであった。
が、もうノーマルな桂花ラーメンで十分。
これが桂花ラーメン。
浮いている茶色い油がマー油。
油はラードでにんにくや様々な香味野菜から
作られているという。
麺。
細く丸い麺は堅い。
これもまた、クセになる。
なぜであろうか、博多も堅めにゆでるのが好まれる
ようだが、九州というのは、そういう好み、
なのか。
また、脇役だが茎わかめ。
コリコリとした食感。
これもニクイ。桂花ラーメンの愉しみの一つである。
むろん、わかめの茎であるが、私はあまり
食べる習慣はなく、ほぼこの桂花ラーメンだけでしか
出会わないのではなかろうか。
うまい、うまい。
スープも全部飲み干してしまわずには、
おられない。
ご馳走様でした。
豊島区東池袋1丁目23番9号 スタック池袋1階
03(3981)1871
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