断腸亭料理日記2022
4166号
9月4日(日)夜
さて、なにかパスタを作ろうと、
考えた。
これをパラパラとみていると、ゴルゴンゾーラの
パスタというのを見つけた。
ゴルゴンゾーラは長らく冷蔵庫のチルドルームに
入れっ放しで、いい加減食べてしまわねば
いけない状態。
ゴルゴンゾーラは、イタリアのブルーチーズ
なのだが、くせが強いので好きなのだが、やはり
そうそう減らないのである。
このようにパスタで消費できれば、ありがたい。
イタリアンのレシピ本もなん冊か持っている。
イタリアンにしてもフレンチにしても、
できるだけ、プロのレシピの基本を憶えようと
少し前から努めて料理のベースにするようにしている。
特にイタリアンでは、作り方に二方向ある、
例のミラノ風カツレツのレシピを体系的に理解
したいと思っていた。
日高シェフの本は、そのために手に入れてみたのだが、
残念ながらこれには載っていなかった。
まあ、しかし、むろんこうして無駄にはならない
わけではある。
作り方は、かなり簡単。
材料は、ゴルゴンゾーラ、生クリーム、
パルミジャーノレッジャーノ。
他の調味料は塩のみ。
かなりシンプル。
生クリームだけ買ってくる。
材料は、これ。
ゴルゴンゾーラは1cm角に切る。50g。
パルメジャーノレッジャーノはおろす。大さじ1。
長年使っていたおろし金が壊れたので、
最近、このおろし金を100円ショップで買ったのだが、
これで十分。
よく、イタリア製のチーズ用のおろし金を
プロが使っているのを見るので、買おうかと
思っていたのだが、その前に試しに100円ショップ
のものを買ってみたのだが、私にはまったく問題ない。
ソースはすぐにできるので、パスタをゆで始め
なければいけない。
本では細いスパゲティーニなのだが、
本来はペンネらしい。
ペンネがあったのだが、ちょいと足らなかったので
たくさんあるリガトーニを足して、合計60gを用意。
スパゲティーよりもショートパスタの場合
量は多少少なくてよい。
鍋に湯をわかし、塩を入れ、ゆで始める。
ゆで時間は10分。
フライパンに生クリーム150ml、火をつけて、
切ったゴルゴンゾーラ。
これで、ゴルゴンゾーラを溶かせばよい
ようなのである。
まったく、簡単。
煮立ってくると、
ゴルゴンゾーラが溶けてくる。
あまり煮詰めてはいけないよう。
パスタのゆで上がりまでには、もう少し時間が
かかりそうなので、火をとめて置いておく。
パスタがゆで上がった。
湯からあげて、フライパンへ。
なんだか液体の割合が多い。
こんなものであろうか。
皿へ移し、おろしたパルメジャーノレッジャーノも
振りかける。
出来上がり。
ビールを開けて、食べる。
塩はまったく入れておらず
チーズとパスタのゆでる時のものだけ。
味はまあまあ。
うまいのではなかろうか。
チーズ二種と生クリーム。
まあ、乳製品だけのパスタ。
もの凄くこってりで、うまいのであるが
なかなかカロリーは高そうである。
イタリア料理、フランス料理。
特にイタリアンはチーズを多用する。
ほぼすべてのものに、削って掛けているのではないか
と思うほど。
いわゆる粉チーズでなく、最近は、
パルメジャーノレッジャーノを冷蔵庫に常備して
使っているが、段々チーズの力というのか
魅力というのがわかってきたように思う。
スパゲティーにかける粉チーズは、なんだか
おまじないのようだが、イタリアンでの使われ方は
味付けであり、香り付けでもありまた、具の一つであり、
ソースを構成する大事のもの。
熱を通してもゴルゴンゾーラは香りが強い。
が、好きな者にはたまらない味、で、ある。
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