断腸亭料理日記2022
いや〜、暑い。
文字通り、暑中お見舞い申し上げます。
コロナ感染も爆発しており、皆様には、
ご自愛賜りますようお願い申し上げます。
断腸亭
4139号
7月29日(金)第一食
気象庁の発表では今週の東京は猛暑日には
なっていないのだが、感覚的にはかなり暑い。
暑いのだから仕方がない。
こう暑いと、どうしてもカレー。
作ったばかりだが、
やってみるか。
前回は、大久保[魯珈]の齋藤さんレシピに
チャレンジしたが、これ、リ・チャレンジしてみるか。
を視て初めてやってみたのだが、そうそう素人には
できない職人仕事であることがわかった。
主として、飴色玉ねぎ10分の部分。
まあ、繰り返しやってみないと、勘所のような部分は
会得はできない。
これからは、齋藤流を少し突き詰めてみよう。
鶏手羽元の調達。
それから、コリアンダーの買い直し。
古くなっているので。
そして、今回は前回のから少しアレンジ。
手羽元は、最後に加えて熱を通すだけの齋藤さん
レシピだが、これでは、骨付き肉は食べずらい。
最初に、柔らかく下煮をしておこう。
最初に圧力鍋。
ひたひた程度の水を入れ、ふたをして加熱加圧。5分。
あとは火を消し、放置調理。
玉ねぎ大きいもの1/2個、ブンブンチョッパーでみじん切り。
にんにく生姜を小さじ1程度おろしておく。
ホールスパイスをパウダーに。まずコリアンダー。
さすがに新しいものは、さわやかな香りが強い。
スパイスというのは、そう大量に使わないので
どうしても長期間置いておくことになってしまう。
クミン。
前回と同様。これらも小さじ1。
ここからフライパンでホールを炒める。
マスタード。これも小さじ1。
冷たいところから温度を上げ、パチパチ跳ねるまで。
弱火にし、前回同様クミン。これも小さじ1程度。
そして、好きなクローブも入れてみよう。3〜4粒。
軽く炒めて、おろしにんにくと生姜。
ずっと弱火。
軽く炒めて、玉ねぎみじん切り投入。
よくスパイスと合わせる。これがポイント。
スパイスに熱がかかりすぎないよう。
最初は強火。
側面に付かぬように、なべ底に集めながら炒める。
熱が上がってくる。焦げるか焦げぬかのはざま。
この境の見極めなのであろうが、やはり怖い。
中火に落とし、水を加える。
また強火。炒める。
この繰り返し。これで、いかに早く飴色まで行けるのか、
なのであろう。
だがやっぱり、10分は無理。
ともかくも、こんな感じかな。
パウダーのスパイス。忘れずにレッドペッパー
大さじ2、から。粉にしたコリアンダー、クミン。
ターメリックも大さじ2。
混ざりやすいように、少し水を足し、中火で
よく合わせる。
OKかな。
そう、今日は余っているなすも入れよう。
一口に切ったなすとトマト缶カット、半分を投入。
圧力鍋で柔らかくした手羽元。
煮汁も一緒に加える。
よく混ぜ、なすに火を通す。
水分量、粘度の調整。
塩。
味見。OK。
ここで煮すぎ、時間のかけすぎはいけなかろう。
なすにも火が通ってきたら終了。
今日は、飯は炊飯器ではなく、小鍋でジャスミンライス・
タイ米を一合炊いてみた。
日本米よりも普通の鍋でも炊くのは簡単。
出来上がり。
盛り付け、切ったディルピクルスも添える。
ビールを開けて、食べる。
うまくできた。
手羽元はむろん柔らかくなったが、クローブは
全体に大きな違いを与えるほど、ではなかった。
もう少しクローブは入れてもよかったか。
飴色はまだまだ。経験値を積むしかなかろう。
しかし、レンジを掛けたり冷凍していたのは、
なんだったのであろうか。
※お願い
メッセージ、コメントはFacebook へ節度を持ってお願いいたします。
匿名でのメールはお断りいたします。
また、プロフィール非公開の場合、バックグラウンドなど簡単な自己紹介を
お願いいたしております。なき場合のコメントはできません。
断腸亭料理日記トップ | 2004リスト1 | 2004リスト2 | 2004リスト3 | 2004リスト4 |2004 リスト5|
2004 リスト6
|2004
リスト7 | 2004 リスト8 | 2004 リスト9 |2004 リスト10
|
2004
リスト11 | 2004 リスト12
|2005 リスト13 |2005 リスト14 | 2005
リスト15
2005
リスト16 | 2005 リスト17 |2005 リスト18 | 2005 リスト19 | 2005 リスト20
|
2005
リスト21 | 2006 1月 | 2006 2月| 2006 3月 | 2006 4月| 2006 5月| 2006
6月
2006 7月 |
2006 8月 | 2006 9月 | 2006 10月 | 2006 11月 | 2006
12月
2007 1月 | 2007 2月 | 2007 3月 | 2007 4月 | 2007 5月 | 2007 6月 | 2007 7月 |
2007 8月 | 2007 9月 | 2007 10月 | 2007 11月 | 2007 12月 | 2008 1月 | 2008 2月
2008 3月 | 2008 4月 | 2008 5月 | 2008 6月 | 2008 7月 | 2008 8月 | 2008 9月
2008 10月 | 2008 11月 | 2008 12月 | 2009 1月 | 2009 2月 | 2009 3月 | 2009 4月 |
2009 5月 | 2009 6月 | 2009 7月 | 2009 8月 | 2009 9月 | 2009 10月 | 2009 11月 | 2009 12月 |
2010 1月 | 2010 2月 | 2010 3月 | 2010 4月 | 2010 5月 | 2010 6月 | 2010 7月 |
2010 8月 | 2010 9月 | 2010 10月 | 2010 11月 | 2011 12月 | 2011 1月 | 2011 2月 |
2011 3月 | 2011 4月 | 2011 5月 | 2011 6月 | 2011 7月 | 2011 8月 | 2011 9月 |
2011 10月 | 2011 11月 | 2011 12月 | 2012 1月 | 2012 2月 | 2012 3月 | 2012 4月 |
2012 5月 | 2012 6月 | 2012 7月 | 2012 8月 | 2012 9月 | 2012 10月 | 2012 11月 |
2012 12月 | 2013 1月 | 2013 2月 | 2013 3月 | 2013 4月 | 2013 5月 | 2013 6月 |
2013 7月 | 2013 8月 | 2013 9月 | 2013 10月 | 2013 11月 | 2013 12月 | 2014 1月
2014 2月 | 2014 3月| 2014 4月| 2014 5月| 2014 6月| 2014 7月 | 2014 8月 | 2014 9月 |
2014 10月 | 2014 11月 | 2014 12月 | 2015 1月 |2015 2月 | 2015 3月 | 2015 4月 |
2015 5月 | 2015 6月 | 2015 7月 | 2015 8月 | 2015 9月 | 2015 10月 | 2015 11月 |
2015 12月 | 2016 1月 | 2016 2月 | 2016 3月 | 2016 4月 | 2016 5月 | 2016 6月 |
2016 7月 | 2016 8月 | 2016 9月 | 2016 10月 | 2016 11月 | 2016 12月 | 2017
1月 |
2017 2月 |
2017 3月
| 2017 4月 | 2017
5月 | 2017 6月 | 2017
7月 | 2017 8月 | 2017
9月 |
2017 10月 | 2017 11月 | 2017 12月 | 2018 1月|2018 2月| 2018 3月|2018 4月 |
2018 5月 |
2018 6月|
2018 7月|
2018 8月|
2018 9月|
2018 10月|
2018 11月|
2018 12月|
2019 9月 | 2019 10月
| 2019 11月 | 2019 12月
| 2020 1月 | 2020 2月 |
2020 3月 |
2020 4月 | 2020 5月
| 2020 6月 | 2020 7月
| 2020 8月 | 2020 9月
| 2020 10月 | 2020 11月
| 2020 12月 | 2021 1月
| 2021 2月 | 2021 3月
| 2021 4月 | 2021 5月
| 2021 6月 | 2021 7月
2021 8月 | 2021 9月 |
2021 10月 | 2021 11月 |
2021 12月 | 2022 1月 |
2022 2月 | 2022 3月 |
(C)DANCHOUTEI 2022