断腸亭料理日記2022
4140号
7月30日(土)夜
暑いので、どうしてもカレーだったり、
辛いものに志向が向いてしまう。
で、段々、辛いもののネタも尽きてくる。
今日思い付いたのは、ケイジャンチキン。
まあ、ケイジャンチキンはそれほど辛いものでは
ないが、夏っぽいだろう。
そもそもケイジャン料理とは、アメリカ南部
ルイジアナ州のフランス系の人々の歴史的な
料理といえばよいか。
トルティーヤ、タコスといったメキシコ料理、
あるいはチリコンカンというようなアメリカの
メキシコっぽい料理にも近いのか。
近いのは地理的に近いだけで、厳密には
ケイジャン料理の定義とは違うようだが。
少し前に自分で揚げたトリティーヤを作ったり
しているが、メキシコ料理にしてもそれに近い、
このケイジャン系の味が、ジャンクではあるが
意外に好きなのである。
このケイジャンチキンを作り始めたのは
鶏肉にまぶして焼くだけでできる、スパイスミックスを
見つけたから。
フライドポテトにまぶしてもよいし、以来、常備している。
GABANブランド。アマゾンで買っていたが、
最近、とあるスーパーでも見かけた。
今日は簡単にこのケイジャンチキンを作ろうと
考えたのだが、まあ、このままではやはり芸がなかろう。
なにかひねったものはないか、と、探してみた。
すると、見つかったのが、ケイジャンチキンパスタ、
なるもの。
これはイギリスのページだが、アメリカのものの
方が多いのかもしれぬ。
ケイジャンチキンをパスタにしたもの。
ケイジャンチキンを焼いて、あげ、そのフライパンに
玉ねぎ、にんにくみじん切りを炒め、トマト缶、
生クリームを入れてソースにする。
ここにチキンをもどし、パスタをあわせたもの。
ワンポットと謳って、フライパン一つでできる、と。
やってみようか。
買出し。
鶏肉、これはから揚げ用に切ったもの。大パック。
トマト缶はある。にんにく玉ねぎもある。
レシピにはないが野菜も入れよう。
赤パプリカとズッキーニ。
ケイジャンチキンに合わせる野菜の例を探したら
この二つが見つかったので、そのままソースに
入れてしまおう。
そして、生クリームとパスタはリガトーニ。
作る。
野菜を切る。
ズッキーニは1本。パプリカは1個は多いので、半分を
縦に細目に切る。玉ねぎ1/4個、にんにく1片、
どちらもみじん切り。
フライパンで鶏肉を焼く。
ケイジャンシーズニングをまぶしながら。
ちょっと肉が多い。使うのは1/3程度。
余らせてもしょうがないので、焼いてしまう。
焼けた。
肉をあげて、残った脂でパプリカ、ズッキーニ。
シーズニングをまぶしながら、火を通す。
焼けたらこれらもあげておく。
ここにさらに、玉ねぎ、にんにく入れ炒める。
火が通ったら、トマト缶1/2。
さらに、生クリーム。
味見。
塩と、ケイジャンシーズニングも足す。
これでソースはできた。
リガトーニをゆでる。
ゆだったら、ケイジャンチキン、野菜とともにソースへ。
よく合わせて、盛り付け。
ビールを開けて、食べる。
味は、なんとなく想像できようか。
鶏は合わせただけなので、ケイジャン味は強い。
ソースはトマトと生クリームにケイジャンの味が
付いた感じ。まあ、そのままだが。
うまい、のではあるが、、、。
なんというのであろうか。
確かに簡単ではあるが、いかにも、テキトウな
感じが、否めない。
こういう伝統料理がルイジアナにあるのか?。
あるのかもしれぬが、いかにもアメリカっぽい。
飛行機の機内食のメニューにありそう、とでも
いえばわかりやすいか。
いや、きっと、機内食メニューにあるだろう。
ともあれ。
難しいことは考えるのはやめよう。
うまけりゃいいじゃないか。
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