断腸亭料理日記2022
4229号
12月17日(土)
さて、真子鰈、で、ある。
昨日、吉池で買ってきたのだが、
焼きそばがまだあったので、今日になってしまった。
フレンチ、で、ある。
もう、なん度も作っているが、
うまいもんである。
私は、鰈類、あるいは舌平目でもよいが、
煮付けよりも確実にうまいと思っている。
そう難しくもないだろう。
昨日買った。
青森産、450円。
ちょっと小ぶりか。
昨日のうちに、腹を出し、鱗だけは
落としておいた。
ちょっと、気になったのは、大きくはないが
白子持ちであった。それで痩せている?。
付け合わせはなんにしよう。
魚だとなにがよいのであろうか。
さっぱり、野菜のソテーなんかどうだろうか。
そろそろ季節の、小松菜を買ってきた。
一応、フレンチの青菜ソテーのレシピを調べてみた。
谷昇シェフのほうれん草のものを見つけた。
にんにくを入れた焦がしバターでソテーするよう。
なかったら、バターしょうゆにしてしまおうと
思っていたのだが、せっかくなのでフレンチで行こう。
鰈は冷蔵庫から出して、両面に塩をすり込む。
小松菜用の焦がしバターの用意。
にんにく1/2をみじん切り。
中火にかけておく。
塩をして少し置いた鰈、両面強力粉。
フライパンにたっぷりのオリーブオイル。
中火で、アロゼしながら焼く。
中火がポイント。
粉が多かったか、
はたいてから焼き始めるべきであった。
油に粉が流れてしまう。
いい色になってきたら、ひっくり返す。
色はよいか。
小松菜を焦がしバターに。
葉は焦がしバターが熱いので、一瞬で火が通る。
すぐに、あげる。
二回戦、茎も火を通す。
鰈は、反対側もアロゼしながら、こんがり焼く。
焼き上がり。
小松菜ソテーとともに、盛り付け。
パセリみじん切りもまぶす。
出来上がり。
ビールを開けて、切る。
むろん、火は通っている。
やっぱり、身が多少薄め。
だが、味はよろしい。
うまい真子鰈のムニエルにはなった。
問題は小松菜のソテー。
写真ではちょっとわかりずらいかもしれぬが、
焦がしバターが黒くなってしまった。
いや、正確にいうと、焦がしバターなので、
バターは金色に色が付いている。おそらく
黒くなったのはにんにく。
にんにくが焦げてしまった。
レシピ通りに作ったつもりである。
そもそも焦がしバターというのは、
バターを強火で加熱すると、大きな泡が立つ。
これを加熱し続けると、泡が小さくなり、消え始める。
ここ。
ここまでやって、焦がしバターになる。
これがシェフのレシピ。
なかなか時間はかかる。
最初から、ここににんにくを入れれば、
当然、焦げてしまう。
つまり、ここまで加熱してはいけなかった
ということであろう。
そこまでレシピには書いていなかった。
プロレシピなので、そんなのあたり前
ということか。
ただ、意図はわかった。
実際、見た目ほどは、焦げの味はせず、これでも
そこそこはうまい。いわゆるバタヤキよりも
焦がしバターの方が数段上、で、あるのはわかった。
次回への反省、で、ある。
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