断腸亭料理日記2022
4152号
8月18日(木)夜
さて、夜。
赤坂四川飯店、で、ある。
一応、昼にTEL予約。
17時からにし、内儀(かみ)さんと向かう。
昨日から、わずかに涼しくなったよう。
あんなに暑かったのに、秋の気配?。
赤坂といっているが、地下鉄の駅は永田町。
町名は平河町。
青山通り、三宅坂の北側。
南側は永田町で自民党本部、衆参議長公邸。
ご存知の一角。
全国旅館会館のビルの5、6階。
エレベーターで上がる。
あの検証が課題であった。
エレベーターホールから店内へ。
赤い絨毯。
名乗って、アルコール消毒と検温。
テーブルへ案内してくれる。
ここのサービスというのはホテル並み
といっていだろう。
かなりちゃんとしている。
他の支店には行ったことがないが、ここは
本店でもあり、永田町、平河町という場所柄も
あるのだろう。
左側の壁に初代建民氏の名前が赤い刺繍で入った
コックコートが額に入って飾られている。
右の奥、窓に近いテーブルに案内される。
掛けて、ビール。
瓶は、一番搾りかスーパードライ。
この二択であれば、一番搾りになるか。
コースもここはむろんある。
ノーマルなコースが、\10,000、\12,000、\15,000。
また、\10,000で、四川料理に特化した四川コース
というのもある。
さらに今月は\10,000で「四川彩菜食べつくし」という
オーダーバイキング、食べ放題がある。
さすがにそんなには食べられないし、
今回の私の目的は、青椒肉絲の検証。
そして、ここへきたらどうしても食べなければ
いけない、陳麻婆豆腐。
であれば、アラカルトでよいだろう。
前菜に内儀さんの希望できゅうりの甘酢漬け
\900也。
ご飯もので、五目チャーハン\1,500也。
きゅうり。
小皿だが、かなり細かく包丁が入った
飾り切り。
もちろん、飾りのためだけではないのであろう。
しっかり甘酢に漬かっている。
甘酢は酸っぱすぎもせず、甘すぎもせず、
薄くもなく、よい塩梅。
乗っている紅白の細い飾り切りの野菜は
にんじんと大根か。
そして。
青椒肉絲。
なにもいわなくとも、二人分に取り分けてくれる。
これも、流石のサービス。
これは小皿に取り分けたもの。
赤坂四川飯店の青椒肉絲は、牛肉。
驚くべきことは、ねぎがないこと。
前回の自作版、ねぎ入りは建一郎氏のレシピであった。
やはりねぎなしの方が、四川飯店のオーソドックス
レシピ、ということになるのか。
ねぎが入った方が、うまいと思う。
個性があり、ちょっとB級?かもしれない。
そして、課題であった、油。
お気付きであろうか、皿の周辺部分。
油が多いのである。
私が作ったものは、やはり間違いではなかった。
たれと玉子で下味を付けると、油多めでなければ
炒められない、のは正解であった。
そして、陳麻婆豆腐。
五目チャーハン。
これも取り分けてくれる。
チャーハンにはスープ付き。
それぞれに。
昨年、陳麻婆豆腐は食べているのだが、
気のせいか、今日は塩味が強く感じる。
チャーハンもやっぱり、塩味が強いように
感じる。ここのチャーハンは初めてだが。
ただ、十分うまい、と言える範囲。
昔の味?。そうかもしれぬ。
うまかった。
満腹、満腹。
会計時も、にこやかで上品。
ご馳走様でした。
おいしかったです。
今度は、腹を空かせてコースでも
食べにこようか。
千代田区平河町2-5-5 全国旅館会館5F・6F
03-3263-9371
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