断腸亭料理日記2022
今日は二本。
4073号
4月16日(土)夜
アジフライ
ハナマサの秋葉原で、開いた生の鯵を買ってきた。
ハナマサで魚を買うのか、とも思われようが、
秋葉原のような大きな店では魚の数も多い。
三枚で398円。
大きなものなので、安いといってよいだろう。
これはフライ、で、ある。
開いたものは鰯もあってもう少し安いのだが、
フライとすれば、鯵の方がよいか。
西友にもよくあるが、開いた鯵はありがたい。
これ。
開けてみると、やはり腹の部分に多少の
においがある。
水でよく洗う。
まあ、フライにすれば大丈夫であろう。
身側に軽く塩胡椒、両面に小麦粉。
全卵を割りほぐし、少し小麦粉を混ぜておく。
パン粉も用意。
玉子を通して、パン粉。
三匹。
揚げ鍋に油を用意。
点火し、180℃まで上げる。
揚げる。
大きな鯵なので、尻尾を曲げないと入らないほど。
ともあれ、三匹揚がった。
皿へ。
アジフライには、とんかつソース、
ケチャップ、さらにマヨネーズ。
全部ではないが、腹の部分ににおいが
残ってしまっていた。
青魚の場合どうしてもはらわたからにおいが出てくる。
鮮度の問題である。
処理が遅いと、取ってあっても身にも匂いが残ってしまう。
洗うのはもちろんだが、塩をして洗う、という
のも必要であったか。
4月18日(月)第一食
日暮里・路麺[一吉そば]
先日、御徒町の[よもだそば]で、げそ天そばを食べた。
やっぱり、いか下足の存在感がもう一つ。
というので、日暮里の[一吉そば]、で、ある。
今日はそう天気はよくない。
薄いコートを着て出かける。自転車用の手袋もして。
日暮里というのは荒川区で隣の区。
台東区は狭いのだが、日暮里は根岸の向こうで
ちょいとある。
どうであろうか、自転車では20分ほどか。
鶯谷、根岸に入ると途端に道も曲がりくねって、
走りずらい。
これは、江戸期にここからが農村で明治以降、
区画整理がされぬまま都市化してしまったから。
東京の都市計画は日本政府、東京市・都と比べても
幕府の方が優れていたといわざるをえなかろう。
ともあれ。
チェーンではない、個人経営の立ち喰いそばを
本来私は区別をして、路麺と呼んでいる。
やっぱりチェーンにないよさがある。
近所、小島町にあった路麺が店を閉めてから、
ちょっと困っている。
日暮里駅東口前のロータリーの左手奥の
路地裏にある。
年中無休、24時間営業。
こんな店、近所にほしい。
路麺としては、有名店だと思うが、ほんとうに
ほんのほんの小さな店。
大げそ天もあるが、ノーマルなもの。
そばも太麺もあるが、ノーマルなもの。
これで、420円。
げそ天は、下足がデカイ。
この違い、で、ある。
うまいもんである。
まったく、頭が下がる。
薄利多売の商売であろう。
それで、路麺はどんどん減っている。
だが最近は、見直されてもいるようで、
個人経営で新しく店を開く人もいるよう。
そういえば、五反田でよく行った、
讃岐うどんの[おにやんま]が日暮里駅前に
少し前にできており、げそ天そばを食べた後だが、
前を通ったら、あやうく入りそうになった。
小洒落ていなくてよい。どなたか
新御徒町に店を出してくれなかろうか。
荒川区西日暮里2-26-8
03-3806-6669
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