断腸亭料理日記2021
9月にかかるが、今日は二本。
3927号
8月31日(火)第一食
中国手打拉麺[馬賊]浅草本店
まだ暑い。が、どうもにわか雨がありそう。
今日は、また[馬賊浅草本店]。
中国、手伸ばし麺の老舗、三回目。
最初は冷やし中華を食べに行ったが、
流石の麺。
つけ麺もなん種類かあることに気が付いた。
前回は、ノーマルなつけ麺。
これが、なかなかうまかった。
今日は、店の名前を冠した馬賊つけ麺というもの。
1100円也と、なかなかの値段。
名前が付いているくらいなので、
食べてみなくてはいけなかろう。
この土日であったか、昼間、店には行列が
できていた。
TVにでも取り上げられたのであろうか。
ウイークデーは、さすがにそんなことはない。
昼夜の間に休みはないので、いつ来てもよいのは
ありがたい。
14時台。
そこそこ、すいた時刻。
だが、7割の席は埋まっている。
馬賊つけ麺。
お湯が張られた器に盛られているのは、同様。
山盛りの白髪ねぎ。
チャーシュー、わかめ、メンマ、もやし。
麺。
これが独特の食感の麺。
つけ汁。
見た目には、ちょっと辛そう。
食べる。
これ、黒胡麻、で、ある。
それも、焦がしているのか、苦みがある。
胡麻を煎る、というのは、香りを出すためにする
普通の調理法だが、苦みを出すまで黒胡麻を焦がす、
というのは、あまり聞いたことがない。
この店独自のものなのであろう。
むしろ、売りか。
だが、、、ちょっと、私には疑問符。
ノーマルなつけ麺の方が、うまいように
思われたが、どうであろうか。
台東区雷門2-7-6
03-3841-6002
9月3日(金)第二食
雷門[松喜]の肉でしゃぶしゃぶ
しばらく前から、しゃぶしゃぶが食いたかった。
しゃぶしゃぶ、というのは、豚もするが、
基本は牛であろう。
このところ、お世話になっている、浅草雷門の
[松喜]
の黒毛和牛のよい肉で食べてみようか。
今日の買い物は内儀(かみ)さんに依頼。
[松喜]にはすき焼きに合った、普通の厚さの
スライスはあるが、しゃぶしゃぶ用、というのは、
売っていなかった記憶があった。
なければ、頼んでみて、と言っておいた。
内儀さんによれば、やはりしゃぶしゃぶ用という
のはないので、切ってもらったと。
包み。
開けると、こんな感じ。
100g1200円のものとのこと。
400g。
すき焼き用とはちょっと趣きが違う。
薄く切ったしゃぶしゃぶ用を常備していないのは
こういうことかもしれない。
えのきだったり、野菜室に残っていたキャベツを
用意。
お膳に、カセットコンロ、お湯を張った
大き目の土鍋。ぽん酢しょうゆを用意。
しゃぶ、
しゃぶ。
ぽん酢しょうゆをくぐらせて食べる。
見た目はあんな感じであったが、
やっぱり、うまい。
よい黒毛和牛のすき焼きというのは、
もちろんうまいのだが、この年になると、
時として、くどい、と感じることもある。
が、しゃぶしゃぶであれば、まさに、いくらでも
食べられてしまう。
いけない、いけない。
台東区雷門2-17-8
03-3841-4129
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