断腸亭料理日記2021
3964号
11月3日(水)文化の日 第二食
さて、今日はカジバタ。
カジキのバタヤキにしよう。
簡単でうまい。
洋食の王道ではなかろうか。
また、カジキは冷凍もので、どこにでも
いつでもある。
値段も安定している。
味は、冷凍でもそう大きなかわりはない
のではなかろうか。
吉池で調達。
一枚200円ちょっと。
二枚。
付け合わせはなにがよかろう。
これもちょっと久しぶりだが、やっぱり王道、
ポテサラにしよう。
買い置きも含めて、じゃがいもも購入。
それから、クレソンも買おうか。
帰宅。
作る。
まずは、じゃがいも。
二個、洗って、容器にのせラップ。
これでレンジ、で、ある。
じゃがいもに火を通すのは、蒸す、ゆでるとあるが、
最近はレンジ一本。
なんでもっと早くやってみなかったのか。
簡単である。
500wで10分程度が目安であろうか。
もちろん、芋の大きさや水分の量によっても
違ってこよう。
様子を見ながら、で、ある。
熱いので気を付けなければいけないが、
触って押してみると火が通っているか、
なんとなくわかる。
また、ちょいと加熱が足らない場合は、
布巾でもかけて保温をし数分置き、余熱で火を通す、
という手もある。
http://www.dancyotei.com/2021/nov/potato_a.jpg
火は通っている感じ。
一応、竹串を刺して確認。
そして、時を移さず、皮をむく。
冷めてしまうとむきずらい。すぐ、で、ある
手袋をして、包丁できっかけを付け、
引っ張るようにすると、比較的簡単にむける。
むけた。
先に、ポテサラは完成させておこう。
マヨネーズ、塩、粗挽き黒胡椒、酢、サラダオイル。
味を見ながら、だが、濃いめが好み。
カジキ。
洗って、パッドに出す。
ここにしょうゆ。
他には水も酒もなにも入れない。
上からティッシュペーパーをかける。
表面も乾かないよう、しょうゆに触れている状態を
継続するため。
以前は、1時間以上、とも思っていたが、
これはものによるようである。
冷凍ものでまだ半解凍状態だと、やっぱり時間は
かかる。
完全に解凍されていれば、小一時間、4〜50分。
よいかな。
しょうゆを切って、小麦粉。
これは強力粉。
フライパンにバター、カジキを投入。
中火程度で火を通す。
よい色になったら、ひっくり返っす。
今日は、ここで、例のアロゼ、油をスプーンで
表面に掛ける、というのをやってみた。
反対側もよい色まで焼いて、出来上がり。
皿へ。ケッパーも散らす。
ポテサラとクレソンも。
ビールを開けて、切る。
むろん、ちゃんと火は通っている。
が、、、、、、、ああ、油っこい。
そうか〜〜、、、アロゼ、いらなかったか。
表面はカラッと、パリッとしたのが
カジバタの場合、うまい。
カジバタ、やっぱりフレンチではないのである。
油を掛けながら焼くのがアロゼ。
フレンチでは、ステーキでもやるが、
魚のムニエルでもやるので、やってみた
のだが、、、。
カジバタには、いらないということか、
洋食とフレンチとは、似て非なる料理、
ということであったか。
おもしろい。
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