断腸亭料理日記2021
3869号
さて、今日は三本。それも、、みんなそば。
6月3日(木)第一食
路麺[よもだそば]御徒町店
天気もよく、気温も上がっている。
冷たいそば。
御徒町駅のガード下、[よもだそば]に
してみようか。
インドカレーのある路麺。
以前、日本橋の店には通りかかれば入る程度。
身近にできていろんなメニューを試してみるか。
冷やしのぶっかけがよいのだが。
店の外の看板には、ぶっかけがあるのだが、
入って、券売機を見るが、見当たらない。
なんであろうか。
しばらく悩んで、、、
調理場のおじさんに聞いてみる。
と、言ってくれれば、なんでもぶっかけにする、
とのこと。なるほど。
じゃ、春菊天の冷やしぶっかけ。
できた。
あ、そうか。
ここの春菊天はこんな感じ。
これをぶっけかにすると、こうなる。
ちょっと食べずらいが、春菊天を割ながら、
そばを、すする。
ちと妙だが、これはこれで、うまい。
やっぱり、冷たいぶっかけは、たぬき(天かす)、
あるいは、おろし、あたりがよいか。
台東区上野5丁目27・6
03-6284-2301
6月4日(金)第一食
そば元浅草[砂場]
昨日から打って変わって、雨で寒い。
それもちょっと強い雨。
こんな時には、ご近所、毎度お世話になっている
元浅草[砂場]。
食欲も、もう一つ。
いつものミニかつ丼とそばのセットはちと重い。
先日、カレーせいろを食べたが、温かい
カレー南蛮にしようか。
カレー南蛮。
ここはカレーせいろもうまいが、カレー南蛮もうまい。
特徴は鶏肉ではなく、豚肉。
東京の蕎麦やのカレー南蛮は、伝統的には鶏肉の方が
一般的であったと思う。
カレー南蛮が生まれたのは明治の終わり頃。
元々、蕎麦やでは親子丼を出すので鶏肉があった。
これを使ったということであろう。
だが、豚の方がうまいことは間違いない。
そして、スパイシー。辛みも強めで、なにかは特定
できないが、苦み系のものも強めに感じる。
カレー粉自体も他とは違っているように思う。
ともあれ、ご馳走様でした。
うまかった。
03-3841-8001
台東区元浅草1-1-1
6月5日(土)第一食
路麺・仲御徒町[かめや]
三日続けて、そば。
やっぱり、食欲がもう一つということではある。
ここ、土日もやっている。
やはり、チェーンということであろう。
ありがたい。
今日は、曇っているが気温が上がった。
冷たいものがよい。
ざるもあるが、やっぱりぶっかけ系がよいが、、
なににするか、決まらずに店に入った。
ここは、自販機ではなく口頭で注文。
貼りだされた品書きを見るが、、、お!、
そうであった、品書きではなく、ポスターが
貼られている「冷やしのまかないそば」。
なぎら健壱先生の写真入り。
ぶっかけ、なのである。
これ、食べてみなければ。
半熟玉子、とろろ、天かす、海苔、ねぎ。
これはよい。
前記の[よもだそば]の例のように、路麺に
一般的な天ぷらとぶっかけはあまり相性はよくない。
これならば!。
ぐるぐる、混ぜて、すする。
とろろでつるつると、入る。
天かすがよい食感。
よいものを見つけた。
ご馳走様でした。
うまかった。
03-3833-1380
台東区台東3-41-4 加藤ビル 1F
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