断腸亭料理日記2020

松が谷・四川料理・福来軒/
そば・元浅草・砂場/
嬉嬉豚とんかつ『君に、揚げる。』(極)

今日も三本立て。

9月29日(火)第一食

ご近所。[嬉嬉豚]の隣。

たまに行っていたが、書いていなかった。
書かなかった理由は、開いている日時が安定していなかったから。

四川料理と冠を付けたが、実際は中国料理。
ただ、中身は、四川料理でよろしかろう。

創業80年と看板に書かれている。
今年の80年前だと昭和15年。むろん戦前。

今は、昼しかやっていないが、
ちゃんとうまい四川料理を出す。

麻婆豆腐、回鍋肉、その他。

麻婆豆腐定食900円也。

アップ。

この上にちょいお高い「本格四川麻婆豆腐」というのもある。
しかし、麻辣は抑えめだが、うま味濃厚でこれでも十分にうまい。
クセになる味。

見かけは、よくある町中華ではあるが、アナドレナイ。

麺類もあるが、なぜか担々麺はない。
以前、人手不足で短縮営業と書かれていたが、
頑張っていただきたい。


03-3841-3118
台東区松が谷1-4-5

次。

9月30日(火)第一食

毎度お馴染み、元浅草[砂場]

ミニかつ丼と盛りそば。

週一、ほぼ必ずお世話になっているので、
超ルーティーンである。

自家製のかつ丼もうまいが、蕎麦がよい。

下町浅草らしい深みのある濃いつゆ。

東京でも山手ではもう少し甘味が勝っている
ものがあるが、あれはいけない。
しょうゆが勝ってほしい。

蕎麦は砂場なので、更科系の白いもので
シャッキリ。

いつも、ご馳走様です。

03-3841-8001
台東区元浅草1-1-1

もう一つ。

10月2日(金)第一食

またきた[嬉嬉豚とんかつ『君に、揚げる。』(極)]。

9/19に初めて行った。

9/24に持ち帰りのカツカレー。

最初は、最上級の熟成ロースの1850円。
かなりうまいが、でかかった。

で、今日は、ロースでもその下。
嬉嬉豚特上ロースとんかつ定食、1350円也。
(ここはランチとディナーで同じ名前でも
値段が違うので注意が必要。)

アップ。

このピンクの切り口。

嬉嬉豚とはなにか。詳細はこちら。

これも、でかい。
また、キャベツも大盛。
キャベツにはテーブルにあるドレッシングを掛けて。

カツにはまずは、塩。

正直、一度食べただけでは、熟成との違いはわからない。
肉質というのか、食感が違っているのはわかるが。
これも、十分うまい。
やはり、肉がうまい、のである。

別段、私は肉のオーソリティーでもなんでもないので
理論的な説明はできないが、例えば激戦区上野、浅草の有名店の
肉というのは、例えばスーパーの肉とは根本的に違うのだと思う。
真似をしようと思っても一般には入手できない肉であろう。
おそらく、嬉嬉豚はそのレベル。

前回も書いたが、揚げ方もよい、のである。

とんかつの肉そのものの味以外のとんかつの評価ポイントは、
どんなものか。
肉への火の通り方、衣の付き具合、油切れ、衣自体の味、食感、
あたりであろうか。

衣がはがれていしまうのは、だめ。
低温で揚げているところで、たまにあるが、油が残って
油くさいもの。あとは総合して衣がうまいかどうか。

そこから考えると、どれも非を打つべきところはない。
肉もピンク、油切れもよく、衣もしっかり、衣の味もよい。

特徴を一言でいえばサクサクでしっかり。
色は見た通り、しっかりめの揚げ加減。
もう気持ち、浅くてもよいかとは思うが、これが
ここの特徴ということかもしれない。

ご馳走様でした。

ロースはもう一つ下、1000円也がある。
今度はそれだ。

 


03-5830-6850
台東区松が谷1-4-6 ライオンズマンション上野松が谷 1F

 

 

 

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