断腸亭料理日記2020

ラムチョップソテーとフンムス

10月3日(土)第二食

さて。ラムチョップとフンムス。

ラムチョップはお分かりになろうが、
フンムスは聞き覚えのない方もおられるかもしれない。

アラブ料理。
ひよこ豆のムース、あるいはディップ。

ドバイに行ったことがあるので、そこで覚えた。

アラブ料理というのは、スパイスが強いわけではないので
日本人にも比較的食べやすい。
うまいものである。

内儀(かみ)さんが食べたいというので作ることにしたのだが
これだけでは、ねたにならぬので、羊、ラムチョップも
焼こう。

アラブ人は豚は食べぬが、羊はよく食べる。

ラムチョップのソテーにフンムスの付け合わせ。

フムス、あるいはホンモス、あちらでもいろんな発音がある。
だが、とてもポピュラーな食べ物。
やはり、パンなどに付けて食べるのが多い。

ラムチョップのレシピは、またまた、和知シェフのもの
見つかった。

これでいってみよう。

上野松坂屋で買ってくる。
ここには必ずある。
一緒に、生のタイム。焼く際に使う。

ひよこ豆は水煮の缶詰があった。
とっくに賞味期限がすぎていたのだが、開けて
つまんでみたら、特に問題はなさそうなので、
使うことにする。

フンムスは、ひよこ豆を茹でたものを潰し、
オリーブオイル、レモン、にんにくなどで簡単に味を付けたもの。
基本はシンプルなものだと思う。
今、調べると、白胡麻ペースト、牛脂、などを入れる
ようなレシピもあるよう。

あたり鉢にひよこ豆水煮、にんにくをおろす。

おろし金は、新しいものを合羽橋で買ってみた。
家庭用だが、少しプロっぽいもの。
さすがに、おろしやすい。

あたり鉢で潰せばよいか、と思ったのだが、これでは
まるで潰れない。急遽、ミキサーに変更。

オリーブオイル、バター、おろしたパルミジャーノレッジャーノ。
パルミジャーノレッジャーノはフンムスには初めて使うが、
こんなレシピもあるよう。(練り胡麻は忘れてしまった。)
まわして、ムース状に。
味見。ちょっと、塩を入れておく。

粘度を上げるために、鍋で煮詰めるのだが、あたり鉢に入れ
レンジ加熱15分程度。フンムスは冷たい状態で食べるので、
このまま冷水に突っ込んでおく。

さて、ラムチョップ。

6本で2400円。結構お高いもの。

例によって、動画。

詳細は見ていただきたいのだが、
けっこうグタグタ。
和知シェフのレシピ通りにやっていないのである。

なんとなく、うろ覚えのまま焼いてしまった。

結果がどんなものか。

皿に冷えたフンムスを敷いて、ナッツ、潰したアーモンド、
カイエンペッパー。これは飾りだが、レッドペッパーを
より細かくあたり鉢で粉末にした。

この上に、ラムチョップを盛り付ける。

どうであろうか。
ちょっと、お洒落な感じに盛り付けられたではないか。
見た目にはよさそう。

ビールを開けて食べる。

焼き加減は、ミディアムレアを目指した。
これはシェフの例から。

切ると、ドリップが多少にじみ出てくるくらい。

ただ、タイム?。
のせて焼いたが、香りはわからない。
これは、グタクタになってしまったせいか。

フンムスは、味見済みなので、問題はない。
うまいものができた。

ラム、、、、
3本食べ終わる。

あー、かなりヘビーであった。

北海道出身で羊好きの内儀さんは、なんということも
なかったようだが。
曰く、レアっぽかったからでは、と。
羊は、生に近い方が、ヘビーだと。

そんなものかぁ。

少し前にカツレツにしていたが、

あれは、ちゃんと火は通していた。

やっぱり、経験値の問題。
作るのも、食べるのも。

憶えておこう。
私の場合、羊はちゃんと火を通すべき、と。

 

 

 

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