断腸亭料理日記2020
10月27日(火)第二食
さて、浅草の[レストラン・大宮]、で、ある。
一人でふらっと入ることは珍しい。
予約をしてくる。
少し前にさかのぼる。
夜、なにを食べようか考えて、ビーフカツレツに
たどり着いた。
例の和知シェフのレシピにあったもの。
と、いうことは自作をしようとしていたのである。
レシピはアンガスのヒレ。
ヒレが柔らかく歯切れがよく合っている、
とのこと。
アンガスといえば、西友。
肉売り場にきてみると、
ない。
ステーキ用のロースは定番で、ローストビーフ用の
ももブロック、その他、カルビ、などはあるのだが。
そうかー。
西友といえども、ヒレは置いてないか。
ビーフでヒレは最も高いか。
スーパーでこんなものは誰も買わないか。
和牛であれば、和牛を扱うデパートの肉売り場など、
高級店であれば、おそらくある。
ただ、和牛のヒレは、まあ相当な高価格であろう。
は、はーん。
どうしたものか。
ビフカツが食べたかったので、どこか洋食やへ
入ってもよいか。
と、思って、きてみたのか[大宮]でだった
のである。
店脇に自転車をとめて、入ってみる。
いらっしゃいませ、と元気に声を掛けられる。
下には3人ほど。
ご主人の大宮シェフは、ここにはいない。
丸の内か。
下のカウンターは、時節柄使っていないよう。
ただ、静か。
お客さんはなしのよう。
お二階へ。
二階の一番手前のテーブルに掛ける。
若いお兄ちゃんが、メニューを持ってきてくれる。
メニューを見る。
ビフカツはあるか?。
あー、ない。
万事休す。
しかたない。
こうなったら、ヒレのステーキでも食べるか。
入ってきたときに黒板に書かれていたのを
見ていた。
松坂牛のヒレステーキ、100g。
これにしよう。
グラスのビールももらう。
ビールを呑みながら、待つ。
静かなので、下で調理が始まった音が
よく聞こえる。
チャームといってよいのか。
お兄ちゃんが持ってきてくれた。
チーズを練りこんだシュー、とのこと。
食べてみると、クリームが入っているのかと
思ったら、シューのみで、シューに練りこんであった。
そして、きた。
きれいな盛り付け。
ポテトに野菜。
ポテトはチーズをまぶして焼いてある。
野菜は、青いのは小松菜であろうか。
蕪になす、ミニトマトなど。
ソテーなのか。
色がよい。
火の通りも上品で、うまい。
松阪牛のヒレ。
アップ。
表面がこんがりと、素晴らしい。口当たりも抜群。
自分でもこんな風に焼けたら、と、思ってしまう。
火の通り具合は、ミディアム程度か。
比較的よく火が通っている。
流石に柔らかく、うまみに満ちている。
そして、もう一つ。
奥の白い器に入っているソース。
玉ねぎとしょうゆ、赤ワインのソースとお兄ちゃんが
説明をしてくれたが、これ、かなりうまい。
これだけ、飯に掛けて食べたいほど。
うまかった。
食べ終わり、下で会計。
ビールも入れて5000円也。
なかなかなもの。
ご馳走様でした。
さて、アンガスのヒレ、どこで買えようか。
台東区浅草2-1-3
03-3844-0038
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