断腸亭料理日記2020

スペアリブ

6月7日(日)第二食

今日、拙亭ではガス台を新しくした。

今までの動画でお分かりかもしれぬ。
このマンションに引っ越してきてから使い続けており
15年程度か。
汚れもさることながら、ここのところ火が付きにくく
なっていたりしていたのである。

それで、この機会に新しいものに換えたのである。

こういう家電や、住宅設備はどんどん新しい物が
出てくる。
どうでもいい機能の場合も多いと思うが、決定的な
機能が進歩していることがある。エアコンや冷蔵庫の
電気代が減ったのも、エポックメイキングであった。

自動調理機能というのは、私にはどうでもよいが、
魚焼きのグリルである。
これが、知ってはいたが、画期的である。

今までの物は上からの火だけであったが、
ご存知の通り、最近は下にも火がある。
カタログを見るとすべてこれで、もちろん買ったのもこれ。

魚を焼くにもひっくり返さなくてよい、
ということになるのである。

また、結果、かなり火力が強くなっている、
のである。

ということで、今日、最初は、魚ではなくこれで、
スペアリブを焼いてみることにした。

スペアリブというのは、意外に好物である。

[トニーローマ]というスペアリブを看板にした
アメリカのチェーンがあるが、結構気に入っている。

西友には、この[トニーローマ]のオリジナルソースを
スペアリブと一緒に売っている。
ソースを買って、たまに食べているのだが、 スペアリブ
というのは西友でも意外に安くない。
こういう骨の付いた肉は骨の重さも価格に入っている
のではなかろうか。
食べるところの量に比べて割高な印象なのである。

このソースは常備してあるのだが、このところ
ハナマサにちょっと安く、スペアリブが並んでいたので
買ってみた。

最初は、アルミホイルを敷いて、オーブントースターで
焼いてみた。
賞味期限ぎりぎりだったので、よく焼いて脂をおとして
食べたが、なかなかうまかった。

これを、この新しくなった魚焼きグリルで焼いてみよう
と考えたのでのある。

前回そのトースターで焼いた時に出た大量の脂をホイルの
まま冷蔵庫へ入れてあった。
まあ、ラードである。
これで、一緒に野菜のつけ合わせを焼くことにした。
この脂の入ったホイルに玉ねぎ1/4と切ったアスパラガスを
包んでホイル焼きに。

魚焼きグリルは、取説によれば、魚でも10分ほどで
焼けるよう。やはり早い。

スペアリブは前回もやったが、火が通りやすいように、
包丁目をなんか所か入れる。

グリルにセットして焼き始める。

5分程度。様子をみる。

やはり強い火である。

もう結構焼けている。

ひっくり返さなくてもよいはずだが、やっぱり
気になってひっくり返してしまう。

まあ、しばらく使って、どんなものなのかを
把握しなくてはいけなかろう。

10分程度、焼けた。

アルミホイルの野菜の方も火はよく通っている。
かなり柔らかそう。

皿に移し、例のソースをかける。
野菜には、粒の塩。

アップ。

スペアリブも野菜もとてもよく焼けている。

肉の中までちゃんと熱は入っている。

ただ、焦げは少ない。

やはり画期的である。

高温になる、ということであろう。

今まで短時間で高温になる調理器具というのは、
一般にはオーブントースターくらいではなかったろうか。

私はセラミックの板が入ったピザ焼き機というのを買って
以前から使っている。これはかなりの高温になり
遠赤の効果もある。
ただ、もっぱらピザを焼くのではなく、ハナマサの
タンドリーチキンを焼いている。

窯で焼くという同じ調理法なので、うまく焼けていた。

このピザ焼き機も最近更新したばかりであったが、
鶏を焼く用途とすれば、いらなくなったかもしれぬ。

ともあれ。

スペアリブうまかったのだが、両面焼きグリルの実力、
なかなかなもの、である。

かなり便利になりそうである。
また、どんな使い方があるのか、
色々試し甲斐がありそうである。

 

 

 

 

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