断腸亭料理日記2020

小柱かき揚げ天丼

6月4日(木)第一食

さて、予定通り、小柱かき揚げ。

どんな結果になるのか。

第一食。
とはいっても、書いている通り、今、私の第一食は、
朝は食べないで、昼ではある。

絶食の時間を長くすると、内臓脂肪から消費されると
聞いてやってみている。

だが、今も、ともすると昼、夜でやはり糖質を多く摂って
しまうことがあるので効果のほどはよくわからないが、、。

さて。

小柱の最も一般的な料理といえば、かき揚げであろう。

これは三重産だが、江戸前の代表的な種である。
青柳、ばか貝の貝柱。
貝柱だけでなく、身も江戸前鮨の種になる。

江戸前天ぷらのかき揚げだと、芝海老がNo.1の存在感だが
小柱の方が、より乙であろう。
天ぷらやのコースでも、芝海老のかき揚げが出てくるよりも
私は、小柱が出てくる方が、うれしい。

ともあれ。

まずは米を洗って、飯を炊く。

むろん、かき揚げだけ食べるのではなく、
天丼にする。

炊き上がる時間に合わせて、準備開始。

先に、やっぱり味噌汁の準備。

かき揚げ丼であれば、やっぱり味噌汁はほしかろう。

出汁は、今、色々出ているパック入りのものを
買ってみた。
実は冷蔵庫にあった、キャベツ。
まあ、ろくなものはなかったのではある。

パックの出汁と切ったキャベツを入れ、煮立て、火を止めて
しばらく置いておく。
パック入りだと、同時に煮られてちょっと手間は省ける。

ストックしてある天ぷら油を冷蔵庫から出し、揚げ鍋へ。
予熱をしておく。

ボールに玉子一つを割りほぐし、氷二つに水。

別のボールを用意。
小柱に天ぷら粉をまぶしておく。

あとは、揚げるだけ。

天ぷらの場合、衣を合わせるのは揚げる時。

ご飯が切れるのを待つ。

その間に、味噌汁。
味噌を溶き入れる。

今日は、信州味噌のみ。

炊飯器が切れたら、OK。
調理再開。

油へ点火。
油温を上げる。

170℃。

玉子冷水に天ぷら粉を合わせる。
堅さがむずかしいのだが、、、。

お椀を用意。
これはかき揚げ一つ分を合わせるため。
そして、大きなスプーン。
これで、油へ投入する。

なかなか、かき揚げは段取りが難しい。

よし、ここまでして、かき揚げスタート。

またまた、動画である。

これも、動画の内容に細かく触れるはやめよう。
果たして、どうだったのか?。
成功か、失敗か。

せっかく撮って、キャプションも入れているので、
視ていただきたい。

もう一つ。
まだ、衣も残っているし、冷蔵庫にアスパラガスが
あったので、一本だけ、切って揚げてみた。

そして、天丼なので、丼つゆを作る。

鍋に桃屋のつゆを入れ、そこに天かす。

軽く煮詰めて、OK。

盛り付け。
この前も、かつ丼に使ったが、いかにも丼もの、といった
柄の丼。
町のそばやで使っていた柄である。
合羽橋で買った。
こういう、いかにも、がよいではないか。

きゃらぶきの佃煮と、酒悦のしば漬けも出す。

小柱かき揚げ天丼の出来上がり。

アスパラものせた。

まあ、見た目には、それらしい。

小柱自体はうまい、のであるが、
食べていると、ちょっと油っこい。

油温が低かった影響であろう。

それにしても、かき揚げ、、、、
難しい。
まだまだ、で、ある。

 

 

 

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