断腸亭料理日記2019
11月27日(水)第二食
さて。
麻婆豆腐、で、ある。
きらいな人というのはあまりいない
かもしれない。
私は、好物の一つといってよいだろう。
作ろうと思ったのは、TVのコマーシャルでやっていたから。
素、ソースを売っているメーカーはなん社かあって
いつもやっている。
いつも作っているので、調味料のたぐいはいつも
手元にある。
買ってくるのは、豚ひき肉と豆腐。
足りない調味料はないか?。
調味料はすべてある。
それに、にんにく、生姜。
にんにくよりも、生姜の方が、わるくなるのが早い。
念のため、生姜だけを買い足す。
作る。
まずは、豆腐をさいの目に切る。
鍋に湯を沸かし、切った豆腐を入れる。
一度煮立てて、あとは弱火。
10分程度で忘れずに火は止める。
これは、豆腐を堅くし、崩れにくくするため。
沸騰状態を続けると、豆腐にスが入る。
中華鍋を用意。
一度加熱し、油をまわしておく。
にんにくは1片荒く切る。
生姜がスライス2〜3枚でよい。
中華鍋を再度加熱。
熱くなったら、もう一度油。
強火。
ここに、にんにく、生姜、豆板醤。
炒め、油によく馴染ませ、香りを出す。
OK。
ここに豚ひき肉。
丹念に炒める。
火が通りその先、さらに油をよく出てくるまで。
OK。
ここに、先に甜麺醤。
いわゆる中華の甘味噌。
挽肉によく味を馴染ませる。
この味が付いた状態の挽肉は、
担々麺に使ってもよいものになる。
ここにいつもはお湯とスープの素(味覇)だが、
今日は、なぜか鶏のスープがある。
とあるTVを視て別の料理に使ったのだが、それは今一つで
あったので、書くのはやめることにした。
スープを入れ、八丁味噌、赤唐辛子粉、しょうゆ、
紹興酒、日本酒、沙茶醤(サーチャージャン)少々。
沙茶醤というのは、中華でもあまり一般的ではないかも
知れぬが、火鍋などに使うもの。ちょっとクセが強いが
少量使うと、それらしい雰囲気が出る。
八丁味噌は溶けにくいので、お玉上でゆっくり溶く。
煮立て、なん回か味見をし、決める。
私の場合、辛味は強めだが、スープは多め。
四川風というよりも、日本式であろう。
麻婆豆腐というのは本来は四川料理なのであろうが、
最初から、小学校の給食だったり、丸美屋の素の味から
始まっている。私だけでなく、ほぼ日本人は皆そうなのでは
なかろうか。
赤坂の四川飯店のものもそれはそれとしてうまいが、
やはり、慣れ親しんだものが味のベースになり、
私が思う、うまい麻婆豆腐が出来上がっている。
温めた豆腐をざるで湯を切って、投入。
水溶き片栗粉をまわし入れ、とろみを付け、完成。
皿に盛り、あたり鉢で潰した花椒をまぶし、出来上がり。
あ!。
ねぎを忘れた。
とろみ付けの前に入れるのであった。
まあよいか。
みじん切りを作り、上からまぶす。
大差ないであろう。
出来上がり。
なんだか、黒っぽい。
今日は、内儀(かみ)さんがいないので、一人前の
つもりで、豆腐も一丁であったのだが、どうも
多少八丁味噌が多かった、か。
味見をしているので、問題はないのだが、、、。
あ!。
そうである。
ラー油も忘れている。
ラー油が入っていないので、黒色が強くなってしまったか。
辛味もまた、味見をしているので、好みにはなっているので、
別段、問題はない。だがまあ、ラー油が入っていた方が、
見た目にはそれらしいことは間違いはない。
そんなことだが、まあまあの麻婆豆腐、で、あった。
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