断腸亭料理日記2017
4月9日(日)夜
引き続き、日曜日のカレー。
手羽を焼く。
内儀(かみ)さんが買ってきたのは
かなり大きな業務用の1kgの袋。
(残りは冷凍しておけばよいのだが。)
フライパンに並ぶ数を適当に取り出したら
9本あった。
両面焦げ目がつくまで。
塩胡椒とカレー粉(S&B赤缶)もまぶしておく。
これを鍋へ。
ここに水。
この量は適当。
いや、テキトウ、か。
なんとなく、出来上がりの量を思い描き、
このくらいできたらよいな、という量を入れている。
従って、私のカレーは毎回、濃度のようなものは
微妙に違っているのである。
今日は、なぜだかちょっと少なめ。
トマト。
いつもはトマト缶1缶なのだが、切れていたので
家にあったトマトピューレ、1袋(100g)。
これもトマトとしてちょっといつもより少なめ。
それから、カレー粉、大匙1/2ほど。
コンソメ1かけら。
最初に入れた玉ねぎみじん切りにスパイスを合わせたルー、
水、トマト、コンソメ、カレー粉。
これに塩が加わるのだが、塩は煮込んだ後、最後にまわす。
これで煮込む。
鶏手羽なので、食べやすく柔らかくしたいので
圧力鍋。
ふたをして、加熱加圧。
圧が上がったら弱火にして5分。
これはタイマーで計る。
消火して放置調理。
30分。
ふたを開ける。
塩を入れて、味見。
毎度書いているが、インドカレーというのは
塩の量がポイント。
スパイスがたくさん入るので、香りや辛味が強い。
このためであろう、和洋中我々が身近に接している
料理に比べてかなりの量の塩が必要なのである。
初めて作ると、どうしても少なめになり、うまいものに
ならないのである。
ともあれ。
水が少なかったので濃度が高め。
いつもトマトの赤みが強くなってしまうので、
黄色みのターメリックか、カレー粉を追加することが多い
のであるが、トマトが少なかったので、今日は不要。
余らせてもしょうがないので、いつもトマト缶で一缶は
全部入れてしまう。
今日はピューレで100g。
スパイスとのバランスではこのくらいがちょうどよいのかもしれない。
軽く煮込んで出来上がり。
ご飯は午前中に炊いたものがあったので
温めて盛り付け。
[カレーの店うどん]にならって、ご飯とカレーを別盛りに
してみよう。
らっきょも添える。
ビールを抜く。
別々にする件。
ちょっとスープ系のカレーはやはり別々に
食べた方が、うまいのではなかろうか。
なぜかわからぬが。
ちょっと濃いめ。
かなり辛めに仕上がったが、上々。
鶏手羽は軟骨も柔らかくなり、これもよし。
うまかった。
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