11月2日(月)夜
今日からオフィスが五反田へ引越し。
通勤時間は40〜50分であろうか。
今まではドア2ドアで30分であったのと
比べると、長くはなった。しかし、まだ平均よりは
近い方でろう。
帰り道、なにを食べようか考えていて
駅前の立ち喰い寿司[都々井(つつい)]に決めた。
久しぶりであるが、これから五反田の
住人になるので、顔出し?。
(別段、馴染でもなんでもないが。)
チェーンでない立ち喰い寿司というのは
随分少なくなった今、貴重な存在かもしれぬ。
チェーンの立ち喰いというのは、
まあ、回転寿司と変わるまい。
JR五反田駅の東口、出て右の方に歩き、
歩道橋の袂、駅にくっついた三角形のスペースにある。
出入口は一つ。
外からのぞくと、なかなかにぎわっている。
入ってみると、空いていたのは、
その三角形のカウンターの頂点のところ。
お客は意外に若いサラリーマンのグループ
というのもいる。
まずビール、
スーパードライ。
さて、なにからいこうか、、、
と、板さんが、なんにしましょう?
あ、えっと、、鯵と、鮪と、、“いくら”。
ここは二個ずつ。
鯵は食べたばかりなので、逆に
食べてみたかった。
鮪は、定番の注文として。
そして、、いくら、、、ちょっと口が滑ってしまった。
普通、お好みで頼む場合、いくらは私は頼まない。
なにを頼もうか考え中に出し抜けに聞かれて、
言葉が出てしまったのであった。
しかしまあいい、別段いくらが嫌いなわけではない。
ただ、にぎり鮨で食べなくともよいだろう、という
種だと思っているので、普段は頼まないのである。
食べよう。
次は?。
小肌といか!。
いかは、するめいかのよう。
細かい切れ込みが入っている。
小肌は“自家製”と書いてある。
切れ目が入り、美しいではないか。
どうしてどうして、立ち喰い寿司でも、立派なものである。
味もちょっと浅めの〆加減だが、上々。
この前、自分で〆てにぎってみたが、
この切り方とにぎり方、覚えておこう。
ここはカウンターの手元に、お客が
手を洗うための蛇口がある。
浅草橋の高架下にある柳橋美家古寿司の立ち喰い部にも
あったっけ。
白魚があった。
もう時期であろうか。珍しいので。
それから、好物うの小肌、うまかったので、
ちょっと甘えさせてもらって、もう一回。
今度は切り方が違う。
ご愛嬌。
むろん味は同じ。
半身をそのままにぎる場合はこう長く
切れ込みを入れるのか。
なるほど。
鯖を頼んだのが、切れていた。
代わりに鰯をもらった。
が、これ、写真を撮り忘れてしまった。
うまかった。
こういう立ち喰い寿司では、光物のような
安い種こそ狙い目であろう。
よいものが、あるはずである。
最後に、巻物。
ひもきゅう、と、迷ったのだが、ねぎとろ。
ご馳走様でした。
お勘定。
2000円いかなかったと思われる。
むろん、飛び切り高価な種があるわけではない。
しかし、回転寿司やチェーンの比ではない。
これから、頻繁にお世話になりそうである。
03-3440-1743
品川区東五反田1-26-2
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