断腸亭料理日記2008

瓜もみと、まぐろぬた

6月24日(火)夜

今日は、天気もよく、だいぶ暑くなった。

なにを食べようか。

冷奴であろうか。
それから、ぬた、などもよいか。

9時前、オフィスを出る。

牛込神楽坂駅そばのスーパーに寄る。
ここには、根岸の笹乃雪の豆腐が置いてある。

売り場にきてみると、売切れ。
値段も高いので、さすがに置いてある数も少なく、
この時間になると、売切れのことも多い。

さて、どうしようか。

隣の野菜売り場を少し見て回る。

と、瓜があった。
千葉産の白瓜。

瓜もみもよいかもしれぬ。

あとは、ぬた。
ぬたに入れるもの。

魚売り場へ移動。

浅利むき身?
これもない。

刺身用の鯵もあるが、スーパーのものは
安くもない。

ん?

まぐろブツが、半額になっている。
まぐろぬた、は、よいかもしれぬ。

オーストラリア産、バチまぐろ。
ブツだが、脂もあって、中トロという感じ。
まあよいか。
安いし。

ねぎは家にある、長ねぎでよいであろう。

帰宅。

まずは、瓜もみから。
洗って、両端を切り、縦に半分に切る。

次に、わた、の部分を、スプーンでくりぬく。
これを、薄くスライス。

ボールに移し、塩を多めにし、よくもむ。
どうも、瓜は、きゅうりなどよりも、身が硬い
からであろうか、塩でよくもんだ方がうまい。

これで、しばらく置く。

ぬた。
長ねぎを切る。
長さ5cm程度、これをさらに縦1/4に切る。

湯を沸かし、ざるに並べたねぎに熱湯をかけ、
しんなりしたところで、冷水に放し、急冷する。

ねぎは、どうも、湯がくのではなく、こうして、
熱湯をかけるだけがよいようである。
熱が入りすぎると、ねぎから水分が出て、
ぬたとしては、食べられたものではない。
また、急冷もポイント。
完全に温度を下げないと、余熱で柔らかくなってしまう。

水を切っておく。

瓜もみに、戻る。
水分がだいぶ出ている。

ちょっと食べてみると、やはり塩を多くしたので、
そうとうに塩からい。

水を替えながら、もみ洗い。
水を切って、さらにペーパータオルで包み、
軽く絞る。

よいかな。
盛り付け、白胡麻をふる。

ぬた。
ねぎは、同じくペーパータオルで水気を取るのだが、
こちらは、食感が大切であるので、絞らず、
拭くようにして、ただし、よく水気は取る。

酢味噌を作る。
まぐろぬたには、白味噌で、和辛子も入れた
辛子酢味噌がよいであろう。

盛り付け。


ビールを抜いて、食べる。

まずは、まぐろぬた。
これは、なかなかうまい。
まぐろぬたは、脂がない赤身でも、むろんよいのだが、
脂があるのは、辛子酢味噌にさらによい。
また、ねぎとの相性も抜群、で、ある。

瓜もみ。
今日は、薄めに切って、そうとう、
しんなりさせてみた。
やはり、このあたりまで、の方が、うまい。
また、ちょっと、白胡麻をかけすぎてしまった、
と、思ったのだが、このくらいたっぷり、の方が、
存在感があって、うまい。

今日のつまみは、なかなか、上出来であった。



断腸亭料理日記トップ | 2004リスト1 | 2004リスト2 | 2004リスト3 | 2004リスト4 |2004 リスト5 |

2004 リスト6 |2004 リスト7 | 2004 リスト8 | 2004 リスト9 |2004 リスト10 |

2004 リスト11 | 2004 リスト12 |2005 リスト13 |2005 リスト14 | 2005 リスト15

2005 リスト16 | 2005 リスト17 |2005 リスト18 | 2005 リスト19 | 2005 リスト20 |

2005 リスト21 | 2006 1月 | 2006 2月| 2006 3月 | 2006 4月| 2006 5月| 2006 6月

2006 7月 | 2006 8月 | 2006 9月 | 2006 10月 | 2006 11月 | 2006 12月

2007 1月 | 2007 2月 | 2007 3月 | 2007 4月 | 2007 5月 | 2007 6月 | 2007 7月

2007 8月 | 2007 9月 | 2007 10月 | 2007 11月 | 2007 12月 | 2008 1月 | 2008 2月

2008 3月 | 2008 4月 | 2008 5月 | 2008 6月



BACK | NEXT |

(C)DANCHOUTEI 2008