グリーンアスパラの断腸亭料理日記２００８
グリーンアスパラの4月26日（土）第一食
さて、土曜日。
世の中は、連休に入ったようだが、
私は、いわゆるカレンダー通りで、
完全な飛び石。
まあ、仕方なかろう。
ともあれ。
このところ、だいぶ暖かくなった。
連休に入ろうという時期である、
少し早いが、もう初夏といってもよかろう。
さっぱりと、冷たいパスタでも食べようか。
ちょっと調べてみると、
そら豆でピューレを作り、和え、
冷たくして食べる、というのがあった。
冷蔵庫に、グリーンアスパラがあるので
これでやってみようか。
グリーンアスパラもピューレには適しているだろう。
アスパラは三本。
先っぽは、飾り用に別に切る。
ピューレにするために、まずは茹でる。
根元の方は、火が通りやすいように、細かく切る。
湯を沸かし、茹でる。
先っぽも一緒に。
この間に、玉ねぎ1/4をスライス、
にんにく、１かけらをみじん切り。
これをオリーブオイルで炒める。
玉ねぎがしんなりするまで。
アスパラが茹であがったら冷水に放す。
水を切り、先っぽは分けておき、
炒めた玉ねぎに入れる。
水、１００ｃｃほど、と、
ブイオンを加え、煮る。
既に柔らかくなっているので
煮立ってから３〜４分でよかろう。
これを、ミキサーで粉砕する。
今度は、スパゲティーを茹でるための湯を沸かしておく。
粉砕したものは、ボールに移して、塩胡椒、
エキストラバージンオイルを加え、味見。
ＯＫ、かな。
冷やしておく。
湯が沸いたら、スパゲティーを茹でる。
これだけでもよいのだが、冷蔵庫にエリンギがあったので、
これを炒めて添えよう。
手で割いて、オリーブオイルで炒める。
軽く、塩胡椒で味付け。
スパゲティーが茹であがるのを待つ。
冷やす場合は、ちょっと柔らかめがよかったはずである。
なん回か、取り、茹で具合を見て、、、
ＯＫ。
冷水でしめ、
水をよく切る。
これをピューレに入れ、和える。
盛り付け。
アスパラの先っぽ、エリンギを添える。
完成。
食べてみる。
あまり、うまそうに見えないかもしれぬ。
洋食の盛り付け、というのはむずかしいものである。
しかし、これは、うまい。
香り、味ともに、そら豆ほどの個性はアスパラには
ないが、それでも、冷製のパスタとしては
アスパラは“あり”、で、あろう。
たいした手間ではなく、今日は、
ちょいと、うまいものができた。
これから夏に向けて、よいかもしれない。
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