断腸亭料理日記2007
7月8日(日)第一食
さて、作り始めたのは、例によって、土曜深夜。
今週は、ふと、思い立った。
なぜであろうか。
暑くなると、どうしても、カレー、もしくは、カレー味のものが
食べたくなる。
そこで、今回は、タンドリーチキン。
タンドリーチキンは、先日、やはり、食べたくなって、
秋葉原、神田練塀町のジャイヒンドへいった。
カレー味の焼鳥、で、ある。
こういってしまうと簡単であるが、
作るのも、さほど難しくはない。
まずは、鶏肉がないので、ハナマサまで買いに出る。
もも肉を買う。
鶏肉は、好みであろうが、筆者は、胸肉よりも
もも肉の方が、脂もあり好きである。
それから、ヨーグルト。
これがポイント、で、ある。
インド料理は、思いがけなく、乳製品を多用するのである。
バターや、それを溶かした脂、ギー、そして、ヨーグルト。
インドカレー店でよく出てくるラッシーは、
皆さんよくご存知であろう。
タンドリーチキンにも使うが、ご存知のインドのパン、
ナンにも実は入っている。
帰宅。
さて、レシピ、で、あるが、
実はこれ、筆者のレシピではなく、
内儀(かみ)さんの知っているもの、で、ある。
もも肉、二枚をそれぞれ、半分に切って、
皮側に、タレが染み込みやすいように、フォークで
プシプシと指し、穴を開ける。
漬け込む容器に、タレを作る。
ヨーグルト。
無糖のものがよかったらしいが、筆者が買ってきたのは、
低糖、のものであった。
少し、甘いかも知れぬが、まあよかろう。
小さなパック、200gのもの、そのまま全部入れる。
それから、カレー粉ヱスビー赤缶、大匙3。
トマトケチャップ同じく、大匙3。
しょうゆ、大匙1。
こんな感じ、で、ある。
しょうゆ、と、いうのが、このレシピの出所を
なんとなく、暗示しているようである、、。
しかし、それらしいものはできるので、
安心はしている。
これをもも肉によくまぶし、漬け込む。
漬け込む時間は、一晩以上。
この晩は、寝てしまい、翌、第一食、で、ある。
オーブンで焼く。
洗うのではなく、表面をタレをぬぐい取る。
表面がこんがり焦げ目がつくくらいまで焼く。
元来が、タンドールというインドの竈(かまど)で焼くもの。
(タンドールで焼くので、タンドリーチキン、で、ある。)
本物のタンドールでは、800℃〜1000℃、
下がっても、300℃〜500℃と、かなりの高温になるらしい。
家庭のオーブンレンジごときでは200℃程度がやっとこ。
20分〜30分。
けっこう時間はかかる。
今一つ、こんがりしてないが、一応、焼きあがった。
(待ちきれずに、打ち切った、といった方が正確である。)
午前中ではあるが、やっぱりビール。
(グラスは、この前のコナビールのもの。)
漬けたのは一晩であったが、もう少し長く、一昼夜、くらいは
必要だったかも知れないが、まあ、それらしい、
タンドリーチキンらしいものが焼けた。
ヨーグルトが多少甘くとも、よく考えたら、
ケチャップにも砂糖は入っているので、たいした問題ではない。
インド風焼鳥。漬ける時間と、焼く時間、
時間はかかるが、誰でもそれらしいものができあがる。
なかなか、うまいものである。
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