例によって、「NHK男の食菜」を見ると譚彦彬(たんひこあき)先生の「焼きそば」。
先日、いわゆる、「五目焼きそば」(硬くない焼きそばであんかけ)は
作ったが、これに続く、焼きそばシリーズともいえよう。
材料は、引越を控え、冷凍庫の整理もあり、
ブラックタイガー(海老)、豚バラ、いかを解凍。
干ししいたけ、きくらげを、戻す。
それから、譚先生秘伝のスープのために、
点心のタネを解凍しておく。
片付けの合間をみて、足りない野菜、麺を買いに出る。
野菜は、長ねぎ、チンゲン菜。
夕方から、作り始める。
まず、スープ。
先生のレシピでは、豚挽き肉を煮込んで、
卵白で、濁りを取り、漉す、というもの。
点心のタネには、卵白も入っているので、
まあ、いいだろう。
焼きそばの出汁である。
ほんの少しで、よいだろう。
小鍋に湯を沸かし、20分ほど、煮込み、ペーパータオル漉しておく。
いかは、細かい包丁目を入れ、海老はまるごと、豚バラスライスは一口に切り、軽く、塩をし、
卵白を揉み込み、片栗粉をまぶす。
湯通し。
中華鍋に湯を沸騰させ、入れる。
前にも書いたが、できるだけ、高温で短時間がよいはずであるが、
家庭のガスでは、再沸騰まで時間がかかる。
ざるに、揚げておく。
野菜。
チンゲン菜も湯通し。
ねぎは長さ5cm程度で、縦に半分に切っておく。
そばを焼く。
そばは、普通の、焼きそば用のむし麺。
中華鍋に油を敷き、熱する。
麺を3玉広げ、鍋を回しながら、麺を焼いていく。
周囲をめくり、焦げ目が付いてきたのを見計らい、
麺全体をひっくり返す、、、。
が、前回よりも、麺が多くホットケーキを返すようにはいかない。
ガサガサと、なんとなく、ひっくり返す。
もう片面、同じ要領で焼く。
同様に、焦げ目を確認し、、、、
さあ、ここから一気。
麺の中華鍋に、先の秘伝スープ。
ねぎ、チンゲン菜、もどした、しいたけ、きくらげ。
湯通しした、豚、海老、いかを、ザッと入れ、炒める。
麺も具も多い。あおる、どころの話しではない。
四苦八苦。
塩、しょうゆ、みりんで味付け。
上海焼きそばは、さっぱりと。
よし、まあまあ。完成。
食べる。
これは、うまい。
どうしたことだろう?
秘伝の出汁の威力だろうか、
まぎれもなく、あの、上海焼きそばの味である。
焦げ目の付いた麺の香ばしさと、
出汁の旨みが、かもし出すものであろうか。
今日は、大成功である。
※平均点 2.618 合計 34人